虎に翼:「法律は人が幸せになるためにある」 多岐川の“怒り”に感動の嵐 「今にも通じる」「愛に号泣」の声

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第55回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第55回の一場面(C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第55回が、6月14日に放送され、多岐川(滝藤賢一さん)の熱い言葉が、視聴者の話題を呼んだ。

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 第55回では、寅子(伊藤さん)が「東京少年少女保護連盟」のメンバーとして活動する弟・直明(三山凌輝さん)に賭けてみることに。少年審判所の壇(ドンペイさん)と家事審判所の浦野(野添義弘さん)は、直明の言葉に耳を貸すのか。

 そして、年明け1月1日の家庭裁判所発足に向けて、家庭裁判所設立準備室の面々の奮闘が続き……と展開した。

 家庭裁判所の設立準備がほぼ終わると、多岐川は花岡(岩田剛典さん)の妻・奈津子(古畑奈和)の絵を飾る。そこには、チョコレートを分け合う三つの手が描かれていた。

 多岐川は「人間、生きてこそだ。国や法、人間が定めたもんはあっという間にひっくり返る。ひっくり返るもんのために、死んじゃあならんのだ」と絵を見ながら話し始める。

 「法律っちゅうもんはな、縛られて死ぬためにあるんじゃない。人が幸せになるためにあるんだよ。幸せになることを諦めた時点で矛盾が生じる。彼がどんなに立派だろうが、法をつかさどる我々は、彼の死を非難して怒り続けねばならん。その戒めに、この絵を飾るんだ」と涙をこらえながら、力説した。

 SNSでは「多岐川さん、キャラ濃いけど『愛』に溢れたすてきな人」「多岐川さん強烈なキャラではあるけれど色々悲しみを背負っている優しい人なんだな」「多岐川さんの言葉はどれも重みがあったし、今にも通じるものがたくさんあった」「多岐川さんの『愛』に号泣です」といった感想が書き込まれていた。

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