海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の長谷川博己さんが主演を務めるTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「アンチヒーロー」第9話が6月9日に放送された。野村萬斎さん演じる東京地方検察庁検事正、伊達原泰輔について、SNSで話題になった。
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第9話では、明墨(長谷川さん)が、羽木精工社長殺害事件における証拠隠滅罪の容疑で逮捕された。そんな中で、伊達原や、その部下・緑川(木村佳乃さん)と対面していたのは、明墨法律事務所のパラリーガル・白木凛(大島優子さん)だった。
緋山(岩田剛典さん)の殺人の証拠となる「血のついた作業服」を伊達原に提出していた白木。伊達原が「しかし、良かったんですか? 明墨にはそれなりに恩もあったんでしょ?」と聞くと、白木は「別に……優秀な弁護士さんが来て、(自分は)用済みみたいだから」と言う。そんな白木の回答に思わず笑みがこぼれる伊達原の様子が描かれた。
伊達原が家族と会話を交わす場面も登場した。娘の結奈(十文字陽菜さん)が勉強すると言いつつ、隠れて動画を見ていたことを聞いた伊達原は「ルールを破るのはよくないな。ルールを破った人間は罰せられる。その罰を与えるのがお父さんの仕事だ。結奈にも罰を与えないとダメかな?」と言う様子も描かれた。
SNS上では、「まじで野村萬斎嫌いになりそう(役だけども)」「必ず明墨が勝つ! ルールを破った人はちゃんと罰せられなきゃね。伊達原さん」「野村萬斎さんの演技がどんどん加熱していて、怖さが増している」「白木さん、怪しかったけど、明墨弁護士の指示で伊達原の懐に入ったのでは? 裁判で全てを明らかにする為に。このあと、揉み消されないために」といった感想が書き込まれた。
ドラマは、法に触れない範囲内で手段を選ばない「アンチ弁護士」の明墨を通し、視聴者に「正義とは何か?」を問い掛け、スピーディーな展開で「常識」を次々に覆す法廷エンターテインメント。脚本は山本奈奈さんらのオリジナル。
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