海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第50回が、6月7日に放送され、穂高(小林薫さん)が、図らずも寅子(伊藤さん)の背中を押す場面が描かれた。
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穂高は「この道に君を引きずり込み不幸にしてしまったのは、この私だ」と寅子に謝罪。寅子は「不幸……? はて?」とつぶやき、穂高は「これ以上君に、傷ついてもらいたくないんだよ」と伝える。
穂高は「私は、理想論だけではダメだということを学んだんだ。今はまだ、女性たちが生きやすい社会じゃない。それこそ、憲法と民法が世になじんだ時に初めてかなうのかもしれない」と語った。
寅子は「先生は何も分かっていらっしゃらない」と突っぱねる。「私が桂場さんのもとを訪ねたのは、家族を養うという理由はあります。でも私は、無理に法律を学び続けたわけじゃない。好きでやったんです。好きでここにいるんです!」と強く訴えた。
続けて「私は好きでここに戻ってきた。戦争や挫折でいろいろと変わってはしまったけれど、でも、私は好きでここに来たんです! それが私なんです。だから、ご厚意だけ受け取っておきます」と言い、足早にその場から去って行った。
穂高は桂場(松山ケンイチさん)に「私はまた、何か問題を起こしたかね?」と聞くと、桂場は「いや、ある意味背中を押してやれたんじゃないですかね」と笑っていた。
SNSでは「穂高先生はトラちゃんのスイッチを入れる係なのね」「寅ちゃん復活の最後のトリガーは穂高先生だったのか」「穂高先生、結果的にいつも寅子の背中を押してくれる存在だよねえ」「穂高教授は寅ちゃんを娘のように思ってるんだろうな」といった感想が書き込まれていた。
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