俳優の長谷川博己さんが主演を務めるTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「アンチヒーロー」の第7話が5月26日に放送された。終盤での長谷川さん演じる弁護士の明墨と、緒形直人さん演じる死刑囚・志水のやりとりについて、SNSで話題になった。
ウナギノボリ
中尾隆聖:ばいきんまん演じて36年 ただの悪役ではない魅力を語る
終盤で志水が「再審はしないと伝えたはずです」と明墨に伝える展開に。なぜですか? という明墨の問いに、志水は「私はここで誰にも迷惑をかけず、静かに死ぬと決めたんです」と答えた。
また、自身の娘・紗耶(近藤華さん)に対しては「死刑囚の父親なんか会いたいわけがない! 私は罪を犯したんです。とても大きな罪を」と涙ながらに明かした。
そんな志水に、明墨は「あなたは明日死ぬかもしれない。刑が執行されたら、二度と紗耶さんはあなたに会えない。あなたに触れることも声を聞くことも」と説得。「でも、それだけじゃない。あなたの無実を知ることもなく、殺人犯の娘としてこの先何十年も生きていかなければならないんです。それはもしかしたら、死刑を迎えるあなた以上に酷かもしれません」と続けた。
さらに「あの子を守れるのはあなただけなんです。勝手なことを言ってるのはわかっています。でもどうか(再審を)考えてみてもらえませんか? 私があなたを必ず無罪にしますから」と訴えた。
SNSでは「明墨と志水の面会シーンが凄い見応えあった」「志水を説得する明墨は今までのクールな感じと180度違って見える」「明墨先生の言葉にはハッとさせられた……冤罪(えんざい)に苦しめられるのは志水さんだけじゃなく、その先にいる紗耶ちゃんもなんだって」「面会で明墨弁護士が必死に志水さんに説得させる所、気付いたら涙してた」「『死刑囚の自分に娘の顔を見る資格がない』って嘆く緒形さんの演技凄(すご)かったなといった声が上がった。
ドラマは、法に触れない範囲内で手段を選ばない「アンチ弁護士」の明墨を通し、視聴者に「正義とは何か?」を問い掛け、スピーディーな展開で「常識」を次々に覆す法廷エンターテインメント。脚本は山本奈奈さんらのオリジナル。
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)。第59回(6月20日放送)では、寅子(伊藤さん)の母・はる(石田ゆり子さん)の最期が…
人気グループ「Snow Man」の渡辺翔太さん、俳優の中村アンさんのダブル主演の連続ドラマ「青島くんはいじわる」(テレビ朝日系、土曜午後11時)が7月6日にスタートする。年下のツ…
俳優の広瀬アリスさんが主演し風間俊介さんも出演するWOWOWの「連続ドラマW 完全無罪」が7月7日から放送・配信される。ドラマは、かつて自分も被害者だった事件の冤罪再審裁判を担当…
7月7日から放送される、俳優の成田凌さんが主演を務める連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(読売テレビ・日本テレビ系、日曜午後10時半)。講談社のアプリ「マガジンポケット」で連載中…
7月7日にTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で始まる、二宮和也さん主演の医療サスペンス「ブラックペアン シーズン2」。2018年に二宮さん主演で放送された連続ドラマ「ブラック…