海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第40回が、5月24日に放送され、優三(仲野太賀さん)が、妻の寅子(伊藤さん)と娘・優未を残し、戦地へと向かう姿が描かれた。
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第40回では、戦局が厳しくなる中、寅子は優三と娘・優未(ゆみ)と戦争を乗り越えることを最優先にしようと心に決める。しかし、とうとう優三の元にも召集令状が届く。
優三は、寅子と出かけ、残り少ない“二人きりの時間”を過ごそうとする。そこで寅子は、優三の優しさに付け込み結婚し、さらに甘えて子を産むが、結局は弁護士を辞めてしまい、すまない気持ちでいっぱいでいることを告白するが、そんな寅子の精いっぱいの“謝罪”に対して、優三が口にしたのは「はて?」だった。
優三は、寅子の口癖をまねることで、寅子を笑わすことに成功。「トラちゃんが僕にできることは謝ることじゃないよ。トラちゃんができるのは、トラちゃんの好きに生きることです。また弁護士をしてもいい、別の仕事を始めてもいい、優未のいいお母さんでいてもいい。僕の大好きな、あの何かに無我夢中になってるときのトラちゃんの顔をして、何かを頑張ってくれること。いや、やっぱり頑張らなくてもいい。トラちゃんが後悔せず、心から人生をやり切ってくれること。それが僕の望みです」と優しく語りかけるのだった。
寅子は「何で……そんなこと言うんですか。もう、そんな……もう帰ってこないみたいな……。もう会えないみたいなこと言わないでよ」と懇願すると、優三は笑いながら「ごめん、そんなつもりじゃなくて」と“言い訳”し、「うん……帰ってくるから。トラちゃんと優未の元に。必ず」と寅子を安心させた。
そして迎える出征の日。うつむき加減の寅子を“変顔”で必死に笑わそうとする優三は「ありがとね、トラちゃん」と言って、戦地へと向かう。そんな優三を寅子は追いかけると、呼び止めて全力の“変顔”を披露。優三も“お返し”をし、二人は泣き笑いで別れを惜しんだ。
SNSでは「変顔し合うって伊藤沙莉さんと仲野太賀さんだから成立してたね!」「伊藤沙莉と仲野太賀でしか成立しないよな…」「一歩間違えればコントにしかならないような筋書きなのに、それを成立させている伊藤沙莉さんと仲野太賀さんの演技力、素晴らしい」「変顔で泣かす伊藤沙莉が天才すぎるし、泣き笑いの『ふん』って声を漏らす仲野太賀も天才すぎるんだよーー!!」などの感想が書き込まれた。
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