海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
テレビ朝日の“シン・時代劇ドラマ”「君とゆきて咲く~新選組青春録~」(水曜深夜0時15分~同45分、一部地域を除く)の第5話が5月22日に放送され、山南敬助(永田崇人さん)の思わぬ一面に注目が集まった。
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同話では、会津藩への謁見で披露することになった“剣舞”の練習が壬生浪士組内でスタート。失敗は許されない謁見の日に向けて鍛錬が始まるが、いまだ剣に慣れない深草丘十郎(奥智哉さん)は思うように動けず失敗ばかりで……と展開。
夕食の最中も、同じ組の仲間に弱音を漏らす丘十郎。みんなで話し合っていると、そこに山南が「まだ食べてる! 後片付けの当番はあなたたちでしょ。稽古(けいこ)が大変なのは理解していますが、基本は日々の生活ですよ!」と、注意しにやって来た。
口うるさい山南に、鎌切大作(前田拳太郎さん)は「小姑(こじゅうと)だな……」とポツリ。去ろうとする山南の背中に向かって箸を投げつけた。すると、山南は後ろを振り向くことなく、サラリと箸をかわし、その様子を見ていた全員があ然。
「さっさと片付けなさい」と静かに怒る山南に全員萎縮し、山南が去ると「(本当は)強いのか?」「いや、まさか……」などと口々に話し合った。
普段は穏やかな人当たりで、新選組の内政を支える存在である山南が見せた意外な一面。SNSで視聴者からは「山南さんかっこよすぎでは、、?」「怒ると怖い山南さんすき」「山南さん怒らせたらあかんww」「山南さんさぞかしお強いだろうなあ」といった声が上がっていた。
ドラマは、手塚治虫の隠れた名作といわれるマンガ「新選組」(1963年)の実写化。架空の若き隊士の鎌切大作と深草丘十郎が、時代の波に翻弄(ほんろう)され、過酷な運命をたどる青春群像劇だ。「斬新な殺陣」「流麗な剣舞」など、これまでの時代劇にはない要素を取り入れた“シン・時代劇”と銘打っている。4月から2クール連続で放送中。
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