アンチヒーロー:「日曜劇場名物」の料亭が話題 「小さな巨人」「半沢直樹」にも登場 「原点に戻るという意味でオマージュした」(ネタバレあり)

ドラマ「アンチヒーロー」第5話の一場面(C)TBS
1 / 1
ドラマ「アンチヒーロー」第5話の一場面(C)TBS

 俳優の長谷川博己さんが主演を務めるTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「アンチヒーロー」の第5話が5月12日に放送された。冒頭での弁護士の明墨(長谷川さん)と、東京地方検察庁検事正、伊達原(野村萬斎さん)が対峙(たいじ)する料亭のシーンが話題になった。

あなたにオススメ

 ◇以下、ネタバレがあります

 第5話の冒頭では、料亭で明墨と伊達原が対峙。最後に会ったのは、明墨が検事を辞める頃だった、と振り返った伊達原。酒をすすめるが、明墨は「結構です。酒を飲んで思い出話に酔いしれる、そんな関係ではありませんよね」ときっぱりと断る。伊達原は、「慕われていたのは過去の話か。寂しいねえ」と言って余裕たっぷりに笑う。

 そんな中、明墨が死刑囚の志水裕策(緒形直人さん)に会いに行ったことについて、「すてきだよ」と話した伊達原。「罪なき人間が12年間も死におびえている。その冤罪を晴らす正義のヒーロー……のつもりかな。やつはやってるよ。志水裕策は罪を受け入れ、裁判所が殺人犯と認定し、全てが終わった。君もその選択を承認したんだろ? 覚えてるでしょ、君が志水を死刑囚にしたんだから。正義の検察官としてね!」と続ける。

 そして、「老婆心ながら伝えさせてもらうよ。全てが思い通りになると思うな」と言ってほほ笑む様子が描かれた。

 SNSでは、「日曜劇場名物の料亭での飲食」「この料亭、定期的に日曜劇場で見る気がする」「絶対料亭を出したい日曜劇場……ッ!」「アンチヒーローの野村萬斎と長谷川博己の料亭での演技、なんかいいな」「長谷川博己と野村萬斎が料亭でタイマンしてて画面の圧が大河並み」といった声が上がった。

 ドラマの公式X(旧ツイッター)では、この料亭は、長谷川さんが主演を務めた同じ“日曜劇場”枠のドラマ「小さな巨人」(2017年放送)にも登場した料亭だと紹介。ドラマスタッフは、「他にも『半沢直樹』や『下町ロケット』でもご協力いただいた料亭で長谷川さんもスタッフも原点に戻るという意味でオマージュしました」とコメントしている。

テレビ 最新記事