海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第24回が5月2日に放送され、前日第23回のラストで、寅子(伊藤さん)の父・直言(岡部たかしさん)が口にした「ごめんな、トラ」の意味が明らかになった。
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第23回では、事件の裁判で被告人の一人として証言台に立つ直言は、検察の日和田(堀部圭亮さん)の圧に屈し、倒れてしまう。記者・竹中(高橋努さん)の言葉から、寅子が危ないめに遭っていたことを知る直言だったが、検察へのトラウマはひどく、弁護人の穂高(小林薫さん)の前で泣き言を口にする。
再び証言台に立つ直言。判事から「被告人は起訴事実について罪を認めますか?」と聞かれると、一度は寅子たちの方を振り返り、うつむき加減に「ごめんな、トラ」とつぶやくのだった……。
そして第24回の冒頭、直言は言葉の意味と問われると「今のは、今まで迷惑をかけた娘への謝罪です」と説明した上で、全ての罪を否認する。法廷はざわつき、「傍聴マニア」のすし職人・笹山(田中要次さん)は「よく言った!」と声をかけ、竹中は期待の笑みを浮かべた。
さらに、取り調べで自白を強要されたことを暴露すると、検察の日和田(堀部圭亮さん)から心理的圧力を受けていた“扇子バンバン”についても指摘。「その扇子のパン……パ、やめてください」と言い返した。
SNSでは「お父ちゃん…」「よく言った!」「直言さん、否認したーーー!!」「【速報】父さん否認」「全面否認! よう言った!」「よく言った直言パパ 」「言い返せた!」と視聴者も喝采を浴びせた。
「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインの寅子とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。
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