海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第23回が、5月1日に放送され、新聞記者の竹中(高橋努さん)の言動に、視聴者の注目が集まった。
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第23回では、検察の取り調べに耐えかねたと認めた直言だが、証言を覆すつもりはないと言う。穂高(小林薫さん)は寅子を共亜事件に関わる弁護士たちに紹介。寅子らが確認した調書内容の誤りを軸に、無罪を主張しようと提案する。
寅子は帝都新聞の記者・竹中に記事にしてほしいと依頼。竹中は危険なマネをするなと寅子に忠告するが、寅子と花岡(岩田剛典さん)に怪しい男たちの手が伸び……と展開した。
現場に居合わせた竹中が、「新聞載せるぞ!」と一喝すると、男たちは逃走。動揺する寅子に、竹中は「ガキが足突っ込んでいい事件じゃない」と言い、「どうせ共亜事件が起きたせいで内閣が総辞職したと思ってるだろ。逆だ。内閣を総辞職させたいやつらが共亜事件を起こしたんだよ。検察畑出身の貴族院議員水沼淳三郎(森次晃嗣さん)あたりだろう」と事件の見立てを語る。
続けて「この国はどんどん傾いていくぜ。ハハ」と嘆き、空っぽのタバコの箱を地面にたたきつける。そして、「お前がピ~ピ~騒いだところでどうにもならない。目障りだからこれ以上動くな。動くと死ぬぞ」と強い言葉を寅子に投げかけた。
SNSでは、ゴシップ記事のネタを常に探す新聞記者の竹中を嫌うコメントも上がっていたが、「意外と良いやつ。見直した!」「轟(戸塚純貴さん)に次ぐ、漢キャラ爆誕」「竹中さんカッコいいですね」といった感想が書き込まれていた。
「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインの寅子とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。
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