伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「虎に翼」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第4週「屈み女に反り男？」（4月22～26日）の週間平均視聴率（世帯）が16.3％（ビデオリサーチ調べから算出、関東地区）だったことが4月30日、分かった。

あなたにオススメ

美少女殺し屋役から駆け上がった！　「ばけばけ」ヒロイン高石あかりに高まる期待

　「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん（1914～84年）の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインとその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。

　第4週では、本科と呼ばれる法学部に進学した寅子（伊藤さん）たち。法改正が行われ、女子も正式に弁護士になるための試験を受けられるようになったことで、気合いが入っていた。

　本科では花岡（岩田剛典さん）らが待ち受けていたが、意外にも寅子たちに好意的。親睦を深めようとみんなでハイキングに行くことになる。梅子（平岩紙さん）は息子・光三郎（石塚陸翔君）を連れてきたが、小橋（名村辰さん）らが光三郎の前で梅子の夫にめかけがいることを話してしまう。

　梅子の事情が明らかになる一方、花岡は、寅子と言い争いになり崖から転落し、ケガを負う。一度は、寅子のことを「訴える」とまで言っていた花岡だが、轟（戸塚純貴さん）のビンタと叱責により、改心。大学に戻ると、梅子に謝罪し、父や兄が優秀な弁護士であることへのプレッシャーを告白する。

　その後、寅子も花岡と本心を語り合い、和解。さらに寅子は、花岡から「君のことばかり考えてしまうだろ」と言われて驚く。

　思わぬ“恋の予感”に浮かれてしまう寅子だったが、その頃、猪爪家では……。検察が押しかけ、直言（岡部たかしさん）が贈賄で逮捕されたと告げられるはる（石田ゆり子さん）。寅子たち家族は、無罪を信じて直言の帰りを待つが、事態はどんどん悪くなっていき……と展開した。