海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
川口春奈さん主演の連続ドラマ「9(ナイン)ボーダー」(TBS系、金曜午後10時)の第2話が4月26日に放送された。川口さん演じる29歳の会社員、大庭七苗が漏らした「思い」について、SNSで話題になった。
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第2話では、七苗が、なかなか予約が取れないことで知られるレストランの予約をしていた当日、職場の同期で、育児をしながら仕事をしている八木千尋(奥村佳恵さん)から、“代打”を頼まれる展開に。
「ホントごめん! 今、園から連絡があって、今度は下の子が熱出て吐いてるって……今日部長と行く会食、変わってもらえないかな?」と相談を受けた七苗。千尋の夫は出張で家におらず、頼んでいた親も体調を悪くしてしまい、困り果てている状況と知った七苗は、やむなく“代打”を受け入れるが、レストランはキャンセル。キャンセル料の1万6500円を払うことに。
そうして臨んだ会食では、上司の新浜(岩谷健司さん)から「大庭はこの若さで副部長ですから。プライベートより仕事派なんですよ」と紹介され、複雑な気持ちになった七苗。無事に会食を終え、帰り道に寄った公園で、千尋から「今日はありがとう。大丈夫だった?」とメッセージが届く。
どう返事をしようか考えていたところで、コウタロウ(松下洸平さん)がやってきて、七苗の“元気の無さ”を心配する。七苗は、「私には仕事しかないのにさ。今って後輩を育てるのが私の仕事で、それか……代打。それでも精いっぱいやってるつもりだけど、でもなんか、みんなやって当たり前扱い。同期はみんな、妻になったりママになったり、会社を興して年収5000万稼いだりしているのに、私なんて自分が行きたいお店に行くことすらできない」と漏らす。
そんな中、七苗の元に千尋から電話がかかってくる。散らかった部屋で疲れた様子の千尋は、「ごめんね、いつも迷惑かけて、申し訳ないって思ってる」と謝罪の言葉を口にする。
七苗は、「大丈夫じゃないよ。私だっていっぱいいっぱいで、無理だってときもあって、なのに何だよって。でもこんなふうに思う自分も嫌だし、じゃあなんで千尋のこと手伝うのかなって思ったら、一緒に頑張りたい。つまり一周回って大丈夫。だからもうそんなに謝るな。胸張って、お母さんして。今度ランチおごってよ」と伝える様子が描かれた。
SNS上では「ななちゃんに共感しまくりで泣ける」「川口春奈ちゃんの仕事でのポジションと全く同じ状況で共感しまくり」「年は違うが、中間管理職はほんとーに辛い」「七苗~なんて良い子なんだ。私も働いてるから千尋の気持ちもわかる」「千尋は幸せ者やな……こんなすてきな優しい同期がいて」といった声が上がっていた。
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