海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さんが主演する2024年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第3回が、4月3日に放送され、ヒロイン・寅子(伊藤さん)の親友の花江(森田望智さん)の言動に視聴者の注目が集まった。
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花江は寅子の女学校の同級生。女学生のうちに結婚することが夢で、寅子の兄・直道(上川周作さん)と婚約中。妻として必要なものを全て習得し、家庭で一番になりたいと願う。寅子の親友から、やがて家族となる。
第3回では、教室から聞こえた「女性は無能力者」という言葉に思わず反応してしまった寅子は、教授の穂高(小林薫さん)と臨時講師の裁判官・桂場(松山ケンイチさん)と出会う。法律に強い関心を持つ寅子に「明律大学女子部法科」へ来いと言う穂高。そこは、女性も弁護士になれる時代が来ることを見越した女性のための法律の学校だった。
希望を見出した寅子は、母・はる(石田ゆり子さん)が実家に帰っている間に出願しようとたくらむが……。
終盤、直道との結婚を控える花江は、寅子に「法律のお勉強がしたいんでしょうけど、暮れにお式が終わって、年を越したら好きにしていいから」とクギを刺し、「結婚に向けて、私が今、何に気を使っているか分かる? お母さまのご機嫌です」と理由を説明する。
その上で、直道と結婚したいと思った理由を打ち明ける花江。それまでは直道が花江に一目ぼれしたことになっていた二人のなれそめだが、実はその逆。女学校に入ったばかりのころ、直道が寅子に忘れ物を届けにきた日のこと、ほかの女学生が誤って、直道の頭に水をかけてしまった際、直道がさわやかに「大丈夫! 気にしないで」とやり過ごした姿を見て、花江は「この人のお嫁さんになろう」と決めたと語った。
以来、寅子から直道のことを少しずつ聞き出して、婚約までこぎつけた花江は「寅ちゃん、つまり私が何を言いたいか、分かる?」と質問。あっけにとられた寅子は思わず親友に向かって「えげつない」と発言するも、花江は意に介さず「どうしてもほしいものがあるなら、したたかに生きなさいってこと。私のためにも、寅ちゃんのためにも、今はお母さまのご機嫌をとる」と念を押した。
X(旧ツイッター)では「花江ちゃん」がトレンド入り。「花江ちゃん、世間知らずのお嬢様かと思いきや賢くしたたかでえげつない女だった」「3話にしてもう花江ちゃんのイメージ変わったなぁ」「花江ちゃん末恐ろしい…」「花江ちゃん最強の親友かもしれん」「回を重ねるごとに花江ちゃん好きになってく」と盛り上がった。
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