海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤淳史さん主演の連続ドラマ「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」(テレビ朝日系)最終回(第9話)が3月16日に放送され、渉(伊藤さん)と、“悪嫁”綾香(篠田麻里子さん)の娘の親権を巡る離婚バトルが決着。視聴者から「まさかの結末!」「原作から終わり方変えてきたかw」といった声が上がった。
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ドラマは、大竹玲二さんのマンガ「離婚しない男」(講談社)が原作。「日本での父親の親権獲得率はほぼ1割」といわれる離婚問題を題材にした作品で、主人公の渉(伊藤さん)が、妻・綾香(篠田さん)の不倫に気付いていないふりをしながら証拠を収集し、父親が親権を獲得する困難に立ち向かう姿を描いた。
最終回では、綾香の浮気相手のマサト(小池徹平さん)の狂気が暴走。渉と綾香の愛娘・心寧(磯村アメリちゃん)を誘拐し、渉をおびき寄せ、渉の目の前で心寧を爆殺しようとした。
渉と綾香は、心寧を救出するために一時休戦し、マサトのもとへ。全てはマサトの計画通りに事が運ぶかに思われたが……探偵の三砂(佐藤大樹さん)がマサトの計画を阻止した。三砂は渉のことを裏切っておらず、二重スパイとしてマサトに協力しているふりをしていたのだった。
心寧の救出に成功した渉と綾香だが、渉は全ての決着をつけるべくマサトのもとへ。だが、マサトは部下の千里(玉田志織さん)の恨みを買って刺され、既に重傷を負っていた。渉は、そんなマサトになぜ自分を恨んでいたのか尋ねると、マサトはつらい過去を語る。マサトの高校時代、母親が自殺したのは、渉の父に捨てられたからだったことが明かされた。マサトは真実を告げて死亡。渉はマサトの墓を建てた。
そして物語は、渉と綾香の離婚問題へ。渉は綾香の数々の不倫の証拠を押さえており、裁判でも優勢と予想されていた。そんな中、綾香は渉に「裏切ってごめんなさい、苦しい思いをさせてごめんなさい。私はバカでした……目の前の幸せが幸せだと気付かずに、自分の欲と見栄(みえ)とプライドで生きていたバカです」と涙ながらに謝罪。先に進む勇気のない自分の背中を押してほしいと離婚届を渉に差し出した。
渉はそれを受け取ると逡巡し、心寧に「お父さんとお母さん、どっちといたい?」と尋ねる。渉は心寧の決断を尊重しようとしたのだった。すると、心寧は「ママとパパと両方といたい。両方とずーっといたい」と訴える。すると、渉は「さよならじゃない、スタートだ!」と離婚届を破いた。そしてラストは、綾香がマサトとの子供も出産し、家族4人で暮らす姿が映し出された。
この結末に、SNSでは視聴者から「タイトル回収か」「えーーーまさとの子供産んだんかいっ!」「子供のために離婚しない男をえらんだっていう」「ここねちゃんが導いた、良かったね涙」といったコメントが見られた。
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