GTOリバイバル:“鬼塚”反町隆史のかつて教え子が26年ぶりに再集結 小栗旬、窪塚洋介らが現在の姿で登場 親友役の藤木直人も

特別ドラマ「GTOリバイバル」に出演する(左上から時計回りに)池内博之さん、山崎裕太さん、窪塚洋介さん、藤木直人さん、小栗旬さん、徳山秀典さん=カンテレ提供
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特別ドラマ「GTOリバイバル」に出演する(左上から時計回りに)池内博之さん、山崎裕太さん、窪塚洋介さん、藤木直人さん、小栗旬さん、徳山秀典さん=カンテレ提供

 俳優の反町隆史さんが主演する、カンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマGTOリバイバル」(4月1日午後9時)に、26年前のドラマシリーズで鬼塚(反町さん)の教え子を演じていた池内博之さん、山崎裕太さん、窪塚洋介さん、徳山秀典さん、小栗旬さん、親友役の藤木直人さんが出演することが2月23日、明らかになった。

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 1998年7~9月に放送された反町さん主演の連続ドラマ「GTO」(カンテレ・フジテレビ系)」は、元暴走族の伝説のヘッドで教師の鬼塚英吉が、破天荒な行動で生徒や学校の問題に体当たりでぶつかっていく学園ドラマ。藤沢とおるさんの同名マンガ(講談社)が原作で、反町さん主演、松嶋菜々子さんがヒロイン役で実写化され、全12話の平均視聴率(世帯、ビデオリサーチ調べ)は関東で28.5%(最終回は35.7%)と高視聴率を記録。反町さんが作詞し、歌った主題歌「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」も大ヒットした。

 約26年ぶりに新作スペシャルドラマとして復活する「GTOリバイバル」でも、鬼塚が問題だらけの私立相徳学院高校に教師として赴任し、悩みを抱えた生徒たちに鬼塚流の熱血授業を繰り広げる。

 この高校では、フォロワーが200万人近くいる暴露系インフルエンサー“裁ノカ笑”が問題となっていた。有名人も一般人も関係なく、どんなネタでも詮索、拡散して炎上させており、これまでに同校の教師や生徒が何人もさらされてきた。校内に“裁ノカ笑”に扮(ふん)する犯人がいるのではないかといううわさもあり、生徒たちはお互いの顔色を伺い、疑心暗鬼になりながら学校生活を送っていた。そんな令和の高校生を前に、かつてグレート・ティーチャーと呼ばれた鬼塚が立ち向かっていく。

 今回、26年ぶりに再集結するかつての鬼塚の教え子は、村井国雄(池内さん)、渡辺マサル(山崎さん)、菊池善人(窪塚さん)、依田ケンジ(徳山さん)、吉川のぼる(小栗さん)。鬼塚の親友・冴島龍二(藤木直人)も含め、意外な“26年後”の姿が明かされる。

 かつての教え子や親友との再共演に、反町さんは「当時を思い出し、懐かしくなりました。26年間も『GTO』に対しての愛情と思い出を持ち続けていてくれたことが本当にうれしい」と話した。

 併せて、ポスタービジュアルも公開された。伝説の教師・鬼塚栄吉がバイクに腰かけて前を見据えた、作品の世界観を表現したデザインに仕上がっている。「時代は変わっても、俺は変わらない」というキャッチコピーが添えられている。

 26年ぶりに出演するキャストのコメントは以下の通り。

 ◇池内博之さんのコメント

 26年ぶりに「GTO」をやると聞いた時は正直なところ耳を疑いました。しかも村井役としてオファーをいただき驚きしかありませんでした。また当時のように坊主頭?とかこの年齢で制服?とかいろいろと想像してしまいました(笑い)。

 長い年月が過ぎ、またこうして反町さんはじめキャストの方々と再会し、一緒にお芝居ができるなんて幸せでしかありません。見どころ満載の本作、ぜひたくさんの方々に見ていただけたら幸いです。

 ◇山崎裕太さんのコメント

 26年という歳月を経てもまた復活できるということ自体、本当にすごいドラマなんだと実感してます。この26年の間にたくさんの作品をやらせていただいていますが、こんなにも世間の皆様にすんなり復活を受け入れてもらえるドラマは他に見ないのではないかと。この作品に携われたことも、この時代に復活してまた携われることもうれしく思ってます。

 「GTO」メンバーとは、あれからいまだに連絡を取ったり会ったりする間柄でしたが、現場で「また明日ねー」って言ってる感じがなんかもう、青春だったあの頃をフラッシュバックさせて、いちいちエモーショナルな気分になりました。

 反町さんとの関係性もあの頃の共演者との関係性も何も色あせぬまま26年たっていることが不思議で、まるでパラレルワールドにいるようでしたね。あるラストシーンでは僕も池内も窪塚も小栗も鳥肌立ってました。40超えたおっさんたちが語彙(ごい)力を失い、「なんかすごいね」「なんかエモいね」ばかりで出演者の僕らも震えながらそのシーンを見ていました。

 ◇窪塚洋介さんのコメント

 26年前、現場でも現場の外でも朝から晩までワイワイやってた?かけがえのない3カ月間"を思い出しながら、今の自分たちの立ち位置を踏みしめるような、とても感慨深いすてきな撮影となりました。当時のメンバーと少し照れながら、誇らしくもある気持ちで迎えたクランクインのファーストシーンは、芝居をしながらお客さんの視点になってしまうような、経験したことのない不思議な感覚に皆で包まれていました。鬼塚先生のラストカットの後ろ姿を見送ったあと「……エモ過ぎる」と4人全員が同時に声に出してましたね(笑い)。

 2024年の今を生きる高校生諸君、そしてファンの皆さん、我らがG.T.O.の暴れっぷりマジで“グレート”なんで乞(こ)うご期待です!!……あーオンエア楽しみだなあああ、てあの頃こんな気持ちだったなあああああ。

 ◇徳山秀典さんのコメント

 あれから26年がたったという実感がほとんどありません。あまりに記憶の奥底すぎて。しかし撮影現場に向かう途中、さまざまな思いを巡らし、懐かしさと新鮮な気持ちがよみがえりました。現場に着けば反町さんから「久しぶり! お前変わらないな、出演してくれてありがとう」この一言がとても感慨深く、あぁ、鬼っちだ。と地に足が着いたのを思い出します。

 GTO復活が決まり、衣装合わせで懐かしい顔ぶれを見て、現場で皆でずっとエモい……と言ってました。あの時、生徒だった僕たちから、今の視聴者の皆様や現場の生徒たちへバトンをつなげる役目を担えて幸せな、夢のような時間でした。そして変わらぬ鬼塚先生はやはりとびっきりグレートでした。

 ◇小栗旬さんのコメント

 20数年ぶりにこんな形で皆さんに再会できるとは思わず、久々にお会いした鬼塚先生はあの頃と何も変わらない鬼塚先生でそれにも驚きました。

 こういうことが起こると、この仕事を続けていて良かったなと思える瞬間でもあり、一つ一つの出来事がなんだか不思議な感覚で夢の中にいるようでした。

 ただただ興奮しました。

 ◇藤木直人さんのコメント

 「GTO」が復活するなんてまさに青天の霹靂(へきれき)! 想像すらしていませんでした。4半世紀前の作品、僕にとって初めて連ドラにレギュラーとして参加させていただいたのがこの「GTO」。再び演じることができるなんて感慨深かったです。

 僕はほぼ反町くんとのワンシーンのみの出演でしたが、再会した時グータッチで迎え入れてくれたのがうれしかったです(笑い)。

 あの時代ですら言いたいことが言えないそんな世の中でしたが、コンプライアンスが厳しくなった今、鬼塚英吉がどんなことを巻き起こすのか? ぜひぜひ楽しみにしていてください!

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