海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第99回が2月21日に放送され、音楽ユニット「レ・ロマネスク」のTOBIさん演じる映画監督が、劇中で初めて声を発して視聴者の間で話題になった。
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放送中の第21週「あなたが笑えば、私も笑う」(2月19~23日)で、スズ子(趣里さん)は、喜劇王タナケンこと棚橋健二(生瀬勝久さん)が主演する映画「タナケン福来のドタバタ夫婦喧嘩(げんか)」の撮影に臨んでいた。
TOBIさん演じる映画監督は、この作品の演出を担当しているが、スズ子とタナケンに直接指示を出すことはなく、メガホンを助監督(渋谷天笑さん)の耳に当ててささやき、指示を代弁させるというユニークなキャラクター。第97回(2月19日放送)では、タナケンから「監督、声出せよ」と注意されてしまうが、「すみません」と謝罪したのも助監督だった。第98回では、撮影中に椅子から立ち上がり何か言うようなそぶりを見せるが、結局何も話さず、深くうなずいて腰を下ろしただけだった。
第99回では、撮影最終日を迎え、スズ子とタナケンはクライマックスの2人の歌唱シーンに臨んでいた。2人が見事な歌声を披露すると、監督は初めて自分の声で「カット! オッケー!」と興奮した様子で叫び、満足そうな笑みを浮かべてうなずいた。
しかし、監督がクランクアップのあいさつをしようと「これをもち……」と言いかけると、助監督が「これをもちまして、『タナケン福来のドタバタ夫婦喧嘩』無事、撮影終了とさせていただきます」と先に告げてしまう。監督は自分で言いたげなそぶりを見せながらも、最後はスタッフと一緒になって大きな拍手を送っていた。
監督がメガホン越しに助監督に耳打ちする姿から、視聴者の間で「船場吉兆」「ささやき監督」などと話題になっており、SNSでは「大爆笑」「監督がしゃべったーーー!! クララが立ったぁ」「デカい声出せたんかい」「納得、会心の演技だったのね!」「あいさつは助監督に取られたーw」といった声が上がった。
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