海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
阿部サダヲさん主演、宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系、金曜午後10時)が1月26日に始まる。阿部さん演じる昭和の駄目オヤジがひょんなことから現代へタイムスリップするヒューマンコメディーだ。ここでは、阿部さん演じる小川市郎を紹介する。
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市郎は葛飾区立第六中学校の体育教師で、野球部顧問。超スパルタで、「地獄のオガワ」と恐れられている。言葉遣いが荒く、令和では考えられない不適切な言動を繰り返す。
タイムスリップしてきた生徒・向坂キヨシ(坂元愛登さん)の副担任。妻を病気で亡くしていて、家では一人娘・純子(河合優実さん)の非行に手を焼く父親。
1986年。「愛のムチ」と称した厳しい指導をするのが当たり前な昭和の体育教師の市郎。家では男手一つで17歳の一人娘・純子を育てている。
ある日、市郎は、いつものようにタバコを吸いながらバスで帰宅中、ついウトウトする。目覚めた市郎の目に飛び込んできたのは、パンツが見えそうなスカートをはき、耳からうどんを垂らした女子高生がバスに乗り込んでくる姿だった。指摘する市郎だが、乗客たちは車内で喫煙する市郎こそおかしいと口論になる。
逃げるようにバスを降りた市郎が目にしたのは、見たこともない異様な格好をする人々となんとなく変わっている景色だった。何とか見つけたなじみの喫茶店へ飛び込み、事態を飲み込めないまま、動揺してカウンターにいた犬島渚(仲里依紗さん)のビールを勝手に飲み干し、口論になる。
1986年の同日、純子は、向坂キヨシに突然告白されていた。キヨシは、社会学者の母・サカエ(吉田羊さん)と共に令和から昭和にタイムスリップしてきた中学生。偶然出会った純子に一目ぼれしたのだ。
純子は“ムッチ先輩”こと秋津睦実(磯村勇斗さん)にひそかに思いを寄せているのに、キヨシを家へ連れ込もうとするが……?
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