趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第62回が12月26日に放送された。同回には、浩歌(ハオゴー)さん演じる中国人作曲家・黎錦光(れいきんこう)が初登場。視聴者の注目を集めた。
ウナギノボリ
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第62回では、結核が再発した愛助(水上恒司さん)のために献身的な看病を続けていたスズ子(趣里さん)。そのおかげか愛助の病状は少しずつ快方へ向かうが、スズ子は長らくステージから遠ざかっており、マネジャーがいなくなった楽団も全く活動ができない状況が続いていた。
一方、文化工作の名目で上海を訪れていた羽鳥善一(草なぎ剛さん)は、黎錦光との交流を通し、新たな音楽を模索していた。レストランで羽鳥と黎錦光が会話していると、そこに日本の軍人がやって来て、店員に横柄な態度を取っていた。その様子を見た羽鳥が「同じ日本人として恥ずかしいよ」と話すと、黎錦光は「先生が恥じることはありません。日本人もいろいろ。中国人もいろいろです」と返すのだった。
浩歌さんは1970年1月21日生まれ、大阪府出身。中国を拠点に活動し、「中国で最も有名な日本人」と言われている。かつて矢野浩二名義で俳優をしていたが、2022年9月に現在の芸名に改名した。
浩歌さんは「ブギウギ」への出演が決まった際に「中国のお友達もたくさんいますので、中国の方の『こういうリアクションあるある』を盛り込んでいこうと努めました」と話しており、劇中では中国語なまりの日本語を見事に表現した。
SNSでは「中国語ネーティブの人のカタコトの日本語の演技がすごくうまい」「さすが、日本語を話す中国人の特徴をよく捉えてるなと感心」「日本人? 見たことあるよ?と思って検索したら矢野浩二さんでした」「言葉に黎錦光さんのお人柄が出てる。羽鳥先生、いい人に出会えてよかった」といった声が上がっていた。
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