鈴木亮平さん主演のTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「下剋上球児」の第9話が12月10日に放送された。越山高校野球部監督・南雲役の鈴木さんの表情の演技が、SNSで話題になった。
ウナギノボリ
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第9話で、越山高校は、準決勝で賀門(松平健さん)率いる強豪・星葉高校と対決することに。南雲にとっては教員免許の一件以来、決別した恩師との師弟対決だった。終盤では、越山高校が星葉高校にサヨナラ勝ちし、決勝進出を決める展開に。そんな中、南雲は、賀門から「おめでとう。まんまと負けた。まだ終わりじゃないぞ、乗り越えろ」と声をかけられる。
「教員免許の件、恥ずかしいまねをしました」と頭を下げる南雲に、賀門は「バカ野郎、昔なら一発殴ってるところだ」と言いつつ、「まあ、これからもついて回るだろうが負けんじゃねーぞ」とエールを送る。そんな恩師の目を見て、南雲は「はい」と答えるのだった。
その後、賀門からどうやって野球部を強くしたのか聞かれ、「自分でもよくわかりません」と話した南雲。「練習量は強豪校の半分以下、自宅から通う生徒ばかりです。まあ強いて言うなら練習試合が多いくらいで。試合組まないと、飽きて部活来なくなるんですよ、あいつら」と笑顔を交えて話す様子が描かれた。
SNSでは、「恩師・松平監督と話すとき、まるで高校生みたいな幼い表情してる南雲監督。鈴木亮平さんの演技、 すごい」「松平健さんと鈴木亮平さんが話しているシーン……対監督として話しはじめた顔つきと、別れ際の鈴木亮平さんの顔つきが高校生の頃をほうふつとさせる顔つきに変わっているさまに感動」「南雲先生も賀門監督を前にすると青臭い若造に見える」といったコメントが並び、話題になった。
ドラマは、教師の夢を捨て切れず、32歳で大学に再入学して高校教師になった南雲(鈴木さん)が、廃部寸前の野球部の顧問になり、甲子園を目指す。菊地高弘さんの同名ノンフィクション(カンゼン)をベースに企画し、登場人物や学校、あらすじはすべてフィクションとして描く。「最愛」(2021年)など同局の人気ドラマで知られる新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督が手がける。
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