海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
2024年1月15日にスタートするカンテレ・フジテレビ系“月10”ドラマ「春になったら」(月曜10時)に、濱田岳さん、小林聡美さん、光石研さん、筒井真理子さんが出演することが分かった。4人は、木梨憲武さん演じる椎名雅彦と、奈緒さん演じる娘の瞳を取り巻く家族、婚約者、職場の仲間など、父娘にとって欠かせないキャラクターとして登場する。
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ドラマは「HERO」シリーズ(フジテレビ系、2001~15年)やNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」(2018~19年)などを手がけた脚本家・福田靖さんのオリジナル作。早くに妻(母)を亡くし、反発し合いながらも支え合って生きてきた父娘が、残された時間を悔いなく過ごそうとする。個性豊かな周囲の人たちを巻き込みながら、父娘の秘め事や隠された思いが明らかになる。
濱田さんが演じるのは、瞳の婚約者・川上一馬。勉強が得意で東大に入学したが、大好きなお笑いの道を諦めきれず、大学を中退。ピン芸人として活動しているが、人気は鳴かず飛ばず。小林さんは、瞳が勤める助産院の院長・杉村節子。妊婦が心から頼れるベテラン助産師で、雅彦のことを悩める瞳に寄り添ってくれる存在だ。
光石さん演じる阿波野弘は、病院の緩和ケアセンターで働く緩和ケア医。残された時間を病院で楽しく過ごしたい、という雅彦の願いを受け、心と体のケアにあたる。筒井さんが演じるのは、雅彦の姉で瞳の叔母の神尾まき。子供の頃から変わらない雅彦のことをいつも気にかけ、瞳のことも可愛がっている、という役どころだ。
役柄について、濱田さんは「男のエゴの部分みたいなのは出しすぎず、でも、何でもかんでも言う通りにするわけでもなく、いかに彼女のことを一番に考えて行動するか、を意識していきます」とコメント。小林さんも「この世の誰もが、お母さんが命がけで産んだ、かけがえのない命です。そんな尊いことを思い出してもらえるよう、誠実に、楽しんで、演じたいと思います」と語る。
光石さんは「かなりシリアスな題材ではありますが、奈緒さん、木梨さんのキャラクターで、優しく軽やかなドラマになる予感がします。踏み込み過ぎず、離れ過ぎず、絶妙な距離感を保って演じたい」と意気込み、筒井さんは「別れに近づいて行く弟と、その最期を支える瞳の2人は、お互い自分の意志を通そうとしますが、まきは叔母としてどう寄り添っていくのか? 撮影の時間を大切に過ごしたい」と話している。
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