ブギウギ:六郎からの手紙は亀の話題ばかり 視聴者心配「心配を掛けまいとする気遣い」「検閲があるから書けないのでは」

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第42回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第42回の一場面(C)NHK

 趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第42回が11月28日に放送された。同回では、出征した六郎(黒崎煌代さん)からスズ子(趣里さん)と梅吉(柳葉敏郎さん)に手紙が届き、視聴者の注目が集まった。

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 第42回では、警察から解放されたスズ子は、三尺四方の中だけで自分の歌を表現するのは難しいと悩んでいた。警察署で自身の信念を貫く茨田りつ子(菊地凛子さん)の姿を目撃し、これから先自分はどうしていけばいいのだろうと、辛島部長(安井順平さん)に相談する。

 そんなスズ子が家に戻ると、戦地の六郎から手紙が届いていた。

 手紙には「お父ちゃん、姉やん、亀は元気ですか? 餌は食うてますか? たまにはミミズも食わしたってください。喜びます。それと、毎日お日ぃさんに当てたってください。よく寝ます」と、書いてあるのは亀の心配ばかり。「それと、ワイは毎日頑張ってます。元気です。お父ちゃんと姉やんも元気でな」と締めくくり、手紙の余白には亀のイラストも描かれていた。

 亀の話題ばかりの手紙に、SNSでは「心配を掛けまいとする六郎なりの気遣い」「検閲があるから、六郎は本当の気持ちとか書かれへんよな……ホンマに大丈夫だといいけどな」「軍の謁見が入るだろうから本当は苦労してて弱音を吐きたいけど書けないのではと想像してみたり」「元気と書いてきてはいるもののいるのは戦地で……人の生き死にも『知って』しまっているはずで」と六郎を心配する声が上がっていた。

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