海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第44回「徳川幕府誕生」が、11月19日に放送され、家康(松本さん)が、息子の秀忠(森崎ウィンさん)を何度も叱る姿が描かれた。
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第44回では、大坂城で、関ヶ原の戦勝報告を行う家康だったが、茶々(北川景子さん)から、秀頼と孫娘・千姫の婚姻を約束させられ、不満を隠せない。
時は流れ、征夷大将軍となり江戸に幕府を開いた家康。ウィリアム・アダムス(村雨辰剛さん)らと国づくりに励むが、秀忠の頼りなさが不安の種で……と展開した。
「関ヶ原の戦い」に間に合わなかった秀忠を、事あるごとに叱責する家康。そんな家康の言動を、康政(杉野遥亮さん)は「理不尽だ」と指摘するが、家康は自分のように叱ってくれる人間が秀忠にはいないとして、厳しい姿勢を変えようとしない。
改めて「関ヶ原」の不始末は「誰のせいか?」と秀忠に問う家康。以前は「自分のせいではない」と弁明していた秀忠だったが、落ち度は自分にあることを認める。そこで家康は、上に立つ者は理不尽なことばかりで、結果において責めを負わなくていけないし、うまくいったときは家臣を立てるようにと諭す。
それこそが「わしらの役目」とする家康は、成長を見せた秀忠に将軍職を1年のうちに引き継ぐことを約束する。
なぜ兄の秀康(岐洲匠さん)ではなく自分なのか、分からない秀忠に、正信(松山ケンイチさん)は「才があるからこそ秀康様を跡取りにせんのでござる」と説明。「才ある将が一代で国を栄えさせ、その一代で国が滅ぶ」のを嫌というほど見てきた正信は、「その点、あなた様は全てが人並」「言うなれば偉大なる凡庸」と美点(?)を挙げる。
康政にも、於愛(広瀬アリスさん)から受け継いだ「おおらかさ」で、豊臣ともうまくやっていける、と背中を押される秀忠。さらに正信から「関ヶ原」に間に合わなかった“おかげ”で恨みを買ってない、と言われると「確かにそうじゃ。かえってよかったかもしれんな」と明るく素直に受け止めた。
そんな秀忠に対して、SNSでは「秀忠、単純すぎる」「秀忠殿すごいポジティブ思考」「ちょっとは傷つかんかいっ! まぁそれが秀忠のえぇとこかな」「このポジティブさがいいよね! さすが於愛様の子」との声が上がり、「がんばれ秀忠!」と声援を送った。
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