森川葵:木曜劇場「大奥」出演 “倫子”小芝風花の付き人“お知保”役 度重なる嫌がらせで倫子を追い込み大奥の洗礼を浴びせる

木曜劇場「大奥」に出演する森川葵さん
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木曜劇場「大奥」に出演する森川葵さん

 俳優の森川葵さんが、小芝風花さん主演で2024年1月スタートの木曜劇場「大奥」(フジテレビ系、木曜午後10時)に出演することが11月20日、明らかになった。森川さんは大奥で、京から嫁いできた閑院宮直仁親王の娘、倫子(小芝さん)の付き人となる御中臈(おちゅうろう)のお知保(おちほ)を演じる。森川さんが同局系のドラマに出演するのは2022年4月期の「ナンバMG5」以来約1年9カ月ぶり。主演の小芝さんとは今作が初共演となる。

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 森川さん演じるお知保は、貧しい旗本の娘で、公家の娘である倫子が家治の正室になることを快く思っていない。大奥にいるすべての女性を束ねる重役、大奥総取締の松島の局(まつしまのつぼね)の部下だったが、正室の倫子付きとなり、松島の指示に従って倫子や付き人のお品(西野七瀬さん)に度重なる嫌がらせをし、大奥の洗礼を浴びせる役どころ。

 森川さんは出演が決まったとき、「『大奥』はこれまで名だたる出演者の皆さんが出演されていて、歴史あるハードルの高い作品だと感じています。出演が決まったときは、“やってやるぞ!”という気持ちの半面、プレッシャーも感じました。これまでの『大奥』の出演者の方々と比較されるのかな……と思うと押しつぶされそうになります(苦笑)。でも、この作品を乗り越えたら、きっと新しい世界が見えてくると思うので、ワクワク感と楽しみもあり、両極端の感情が自分の中にあります。精いっぱい頑張りたいと思っています」と複雑な心境を明かした。

 お知保役については「最初は嫌われる役だと思うのですが、嫌われてなんぼかなと思っています。お知保は、自分の家族のために大奥という場所で自分の地位を築いて、自分や家族の人生のために必死に生きていたら、結果こちら側から見たら嫌な人物に見えてしまっていて。でも、お知保はお知保で一生懸命なので、表面的に見えている部分と、内面の掘り下げた繊細な部分を自分でしっかりと整理しながら演じていけたらと思っています」と語った。

 楽しみにしている視聴者に向けて「撮影を必死に頑張りますので、新しい『大奥』を楽しみにしていただけるとうれしいです。それぞれの役の感情を届けられるよう一生懸命頑張りますので、ぜひご覧いただけたらと思います。楽しみに待っていてください!」と呼びかけた。

 「大奥」は、同局では2003年6月に連続ドラマ「大奥」を放送して以来、3本の連続ドラマ、6本の単発ドラマを放送。2006年12月には映画が公開され、2007年には舞台も上演された。新シリーズは連続ドラマとしては19年ぶり。

 ストーリーは、江戸時代中期、景気は悪化の一途をたどり、国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、倫子はのちの第10代将軍・徳川家治(亀梨和也さん)と政略結婚させられ、京から江戸城本丸にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにも及ぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛(ちょうあい)を受けるべく、今、女たちの熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げる。その頃、江戸幕府を混乱に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていた……と展開する。

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