海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の菅野美穂さんが主演を務める連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第5話が11月16日に放送された。同話では、ゆりあ(菅野さん)と若き便利屋の優弥(木戸大聖さん)が車の中で触れ合うシーンがあり、視聴者の間で話題になった。
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ドラマは、今年の「第27回手塚治虫文化賞」で「マンガ大賞」を受賞した入江喜和さんの同名マンガ(講談社)が原作。夫(田中さん)が突然、意識不明の要介護状態となったゆりあ(菅野さん)のもとに、夫の恋人を名乗る美青年(鈴鹿央士さん)と、彼女を名乗る女性(松岡茉優さん)、その子供が現れ、同居生活が始まる。みんなで意識不明の夫を介護しながら、血のつながりを越えた“家族の絆”を作る、というストーリー。
第5話では、いまだに意識が戻らない夫・伊沢吾良(田中哲司さん)の自宅介護に加え、夫の“彼氏”の箭内稟久や、夫の“彼女”の小山田みちると“隠し子”かもしれない子どもたちとの奇妙な同居生活が続いていた主婦、ゆりあ。性分とはいえ自分のことは後回しで、人のためにばかり奔走するあまり気苦労が絶えず、つい心がささくれがちになっていた。
だが、戸惑いながらも自分の気持ちに正直になり、ワンオペで息子を育てる若き便利屋・伴優弥と“人目を忍ぶ恋”を育み出したことで、心が穏やかになっていく。
そんな中、ゆりあがこっそり優弥と会っている現場を、稟久が遠くから目撃してしまう。最近はゆりあと打ち解けていた稟久だったが、この日を境に理由は告げず、とげとげしい態度を取り始める。さらに突然、吾良が不満を訴えるかのように連日、言葉にならない声を出し始める……と展開した。
終盤で「やきもち焼いてた」と優弥にメッセージを送ったゆりあ。すると、優弥から「会いたい」と連絡が来る。吾良の介護当番だし5分くらいしか会えないと言いながら、ゆりあは優弥が来るのを待っていた。
優弥がやってくると、「親父から借りた」という車の中で話をする2人。ゆりあは優弥に顎(あご)を触りたいとお願いする。顎を触るゆりあの人差し指をなめ始めた優弥。助手席のシートを倒し、「かわいい、優弥」というゆりあにキスを……。
結局、「大丈夫? 時間」という優弥の言葉で我に返ったゆりあは家に戻ったが、この場面にSNSでは「車のシーン……指は反則でしょ」「先週の指絡めといい、今週の指なめといい……見せ方すごいね、このドラマ」「木戸大聖の破壊力えぐいて」「伴ちゃんかわいすぎる~~は~めろめろ」「わんこからの男の表情になるのうますぎるん」といった声が上がった。
またその後、ゆりあが家に帰ると吾良がベッドから落ちており、ゆりあが目を離していた時間があったことを知った稟久と取っ組み合いのけんかに。この場面に「すごすぎて、逆にかっこよかった」「りっくんのドロドロ演技素晴らしいな」といった声もあった。
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