対岸の家事~これが、私の生きる道!~
#3 “肩代わり”で問題解決…??
4月15日(火)放送分
阿部サダヲさん主演、宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」が、TBS系の金曜ドラマ枠(金曜午後10時)で2024年1月期に放送されることが分かった。TBSの磯山晶プロデューサーが手掛ける作品となり、「池袋ウエストゲートパーク」(2000年)、「木更津キャッツアイ」(2002年)、「タイガー&ドラゴン」(2005年)と同局の名作ドラマでタッグを組んでいた3人が、19年ぶりに令和の時代で新たな作品を送る。
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物語は宮藤さんのオリジナルで、“昭和のおじさん”が、1986年から2024年にタイムスリップして現代の人々に変化をもたらしていき、親が子を思う気持ちなど「時代が変わっても、変えずに守るべきことを見つめ直す」ヒューマンコメディーとなる。
阿部さんがTBSのドラマにレギュラー出演するのは、2020年10月期の金曜ドラマ「恋する母たち」以来。ひょんなことから昭和から現代にタイムスリップする主人公・小川市郎(おがわ・いちろう)を演じる。市郎は中学校の体育教師で、「地獄のオガワ」と恐れられている野球部顧問。言葉遣いが荒く、令和では考えられない“不適切”な言動を繰り返す。そんな市郎だが、妻を病気で亡くしており、家では一人娘の非行に手を焼く普通の父親でもある。
仲里依紗さん、磯村勇斗さん、吉田羊さんの出演も発表された。3人も「恋する母たち」に出演しており、仲さんは家庭がありながら、阿部さん演じる落語家と恋仲になる母を演じていた。今作では、市郎が現代で出会うシングルマザー・犬島渚(いぬしま・なぎさ)を演じる。
磯村さんと吉田さんが、宮藤さんの脚本作品に出演するのは初めて。磯村さんは、市郎と同じ1986年に生き、とあるアイドルに心酔するあまり、その身なり言動すべてを完コピする男“ムッチ先輩”こと秋津睦実(あきつ・むつみ)役。吉田さんは、市郎と逆で、2024年から1986年に息子と共にタイムスリップする社会学者・向坂サカエ役。サカエはフェミニズムの旗手で、市郎たち昭和の人間の破天荒さに鋭くツッコんでいく。
阿部さんは「宮藤さんが脚本のドラマも久しぶりなので、お話をいただけてうれしかったです。脚本を読んで、宮藤さんはやっぱり面白いことを考えるなと思いました。挑戦するところもあるドラマで、今の時代だからできるようなドラマになるだろうと思っています」とコメント。「皆さん(仲さん、吉田さん、磯村さん)とは『恋する母たち』でも共演していて、いろいろな役を演じられる方たちなので、今回もどういう芝居になるのか、今から撮影が楽しみでしょうがないです」と語った。
宮藤さんは「阿部くんも僕も53歳。思春期に『夕やけニャンニャン』と『毎度おさわがせします』と『ビートたけしのオールナイトニッポン』で倫理観を設定され、不適切に不適切を塗り重ねて生きてきた世代にとって、日々アップデートを強いられる令和はなかなか生きづらい。“昔は良かった”なんて口が裂けても言いたくない。昭和もそこそこ生きづらかったし、戻りたいとは思わないけど、あの頃の価値観を“古い”の一言で全否定されるのは癪(しゃく)なんです。瑞々(みずみず)しく甘酸っぱい記憶を無かったことにはしたくないし、知らねーしの一言で片付けてほしくない。だからこんなドラマを考えました。第1話を読んだ関係者から『スカッとした』『痛快です』『溜飲(りゅういん)が下がった』などの感想をいただきましたので、恐らくそんな肌触りのドラマになると思います」とコメントを寄せた。
磯山プロデューサーは「阿部サダヲさんという役者を一番光らせるのは、宮藤官九郎脚本だと心から思うし、そんな阿部さんと宮藤さんの信頼関係のフルスイングを間近で見られるなんて幸せです。仲里依紗さん、磯村勇斗さん、吉田羊さんという人気と実力を兼ね備えた役者陣の振り切った演技にもご期待ください。市郎さんがどんな極論を言っても、驚いたり、癒(い)やされたり、突っ込んだりしながら3人が全てを受け止めてくれると信じています。コメディーだとか時空を飛ぶとか関係なく、4人の名優が織りなす演技の丁々発止を楽しんでいただけたらうれしいです」とアピールした。
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