人気ライトノベル「魔法科高校の劣等生」のテレビアニメの新シリーズが2024年に放送されることが分かった。ジミー ストーンさんが監督を務め、エイトビットが制作する。
新シリーズでは、司波達也、司波深雪が2年生となり、「来訪者編」にも登場した桜井水波が本格的に登場する。

あなたにオススメ

非合法なのに幕府はなぜ黙認　「べらぼう」蔦重の時代の風俗ビジネス

　司波達也役の中村悠一さん、司波深雪役の早見沙織さん、桜井水波役の安野希世乃さんが声優として出演する。原作イラスト、キャラクターデザインの石田可奈さんが描き下ろした新ビジュアルも公開された。

　原作者の佐島勤さんは「テレビアニメの新シリーズのお話を頂戴した時は『えっ、本当に？』という感じでした。アニメ化は追憶編で終わりだと思っておりましたので。最初のテレビアニメの放映が2014年でしたから、来年はちょうど10年目になるのですね。予定通りなら10周年記念新シリーズとなるわけです。もしかして、そういう企画でしたか？　これほど長く応援していただけるのは望外の幸運だと心から思っています。新シリーズも変わらずお楽しみいただければ幸いです」とコメント。

　ジミー ストーン監督は「魔法科高校の劣等生との出会いは2010年、そこから原作、そしてアニメと関わらせていただきましてはや10年以上。今期監督を任せたいと言われた時は、驚きと喜びと躊躇がありました。メインスタッフとして携わっていましたが、まだまだ心は新人のつもりですので。しかしぜひ！と周りで励ましてくださる方々の力をお借りして、なんとか頑張らせていただいています。皆様に楽しんでいただける作品を目指して鋭意制作中です。これからもアニメ魔法科高校の劣等生をよろしくお願いします」と話している。

　「魔法科高校の劣等生」は、魔法の使い手を育成する国立魔法大学付属第一高校（魔法科高校）を舞台に、司波達也と深雪の兄妹の活躍を描いている。シリーズ累計発行部数は2500万部以上。

　2014年にテレビアニメ第1期が放送され、2017年に劇場版アニメが公開された。テレビアニメ第2期「魔法科高校の劣等生 来訪者編」が2020年に放送され、2022年1月1日にはテレビアニメ「魔法科高校の劣等生 追憶編」が放送された。