目黒蓮:「とにかく一生懸命やれれば」 「トリリオンゲーム」で連ドラ単独初主演 Jr.時代の自分と共通点も

連続ドラマ「トリリオンゲーム」で主演を務める人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さん(C)TBS
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連続ドラマ「トリリオンゲーム」で主演を務める人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さん(C)TBS

 人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんが主演を務め、俳優の佐野勇斗さんも出演する金曜ドラマ「トリリオンゲーム」(TBS系、金曜午後10時)が、7月14日にスタートする。ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドルを稼いで、すべてを手に入れようと成り上がる二人を描く物語。“世界一のワガママ男”のハルを演じる目黒さんは、「今までやらせてもらってきた役とは全然違う役だったので、不安も感じましたが、トータルとしては“わくわく”の方が勝ちました」と話す。目黒さんに今作への意気込みを聞いた。

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 ◇原作マンガを研究 「髪形も寄せていきました」

 マンガ誌「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の稲垣理一郎さんが原作、池上遼一さんが作画を手がける同名マンガをドラマ化。“世界一のワガママ男”のハルと、“気弱なパソコンオタク”のガク(佐野さん)という正反対の2人を描く。

 ハルは、類いまれなコミュニケーション能力を持ち、老若男女からモテる天性の人たらし。ハッタリばかりの楽天家に見えて、実は計算高く、悪いことにもブレーキが利かない危険な男だ。日本最大の老舗IT企業「ドラゴンバンク」から内定を得るが、内定式の最中に辞退し、「トリリオンゲーム」社を起業。「ドラゴンバンク」からの妨害を跳ね返し、1兆ドルを稼ぐ計画「トリリオンゲーム」を開始する……という役どころ。

 「答えはそこに全部ある」という思いから、とにかく原作を読み込んでいるという目黒さん。「生身の人間がやるってなったときに、どうリアルさを足すかというバランスを自分の中で探りながら役作りをしている」と明かす。

 原作のビジュアルを参考にした部分もあるといい、「作品に対して、『やらせてもらえる』というリスペクトがすごくあるので、マンガを見ながら研究して。ハルってこういう表情するよなとか、髪形も寄せていきました」と明かす。

 ◇「ほぼ真逆」のハル役

 ハルについて、自身とは「ほぼ真逆」と明かした目黒さん。「あんなふうに場を回すコミュニケーション能力はないし、どちらかというと不器用寄り。最近、やっと自分に自信を持ててきたので、(ハルの)常に自信のあるところはうらやましい」と話しつつ、「普段の自分とは違うけど、そういう人になれるというのがお芝居の楽しいところ」と続ける。

 一方で、ハルがゼロから成り上がっていく部分は似ていると感じており「ジャニーズJr.の頃から、ここまで来させてもらった自分と共通する部分だなって。そうやって自分もやってこれたんだから、成り上がろうとするハルを演じられるんじゃないか」と思ったという。

 今回、連続ドラマ単独初主演となるが、「主演だからこうしないと」という気負いはない。「(主演映画の)『わたしの幸せな結婚』のときもそうだったんですけど、まだまだ学びに行くという感じと、とにかく一生懸命やれればいいなという感じ。一生懸命やって、それを誰かが見ていてくれたら」と思いを明かした。

 昨年は、連続ドラマ「silent」(フジテレビ系)も大きな話題となったが、「いろいろやらせてもらえている今は、精いっぱい頑張りたいという心境。まわりの人から『目黒君』『目黒君』って言われるのも、そんなに長く続かないとも思っている。地に足をつけながら、確実に目標を達成していきたい」と意気込みを語った。

 最後に、視聴者に向けて「とりあえず第1話は絶対見てほしい!」と呼びかけた目黒さん。「今の時代、言いたくても言えないような気持ちが各々あると思います。ドラマではそれを言ってしまう気持ちよさがあるし、このペアがどこまでいくのかも見てください!」とアピールした。

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