7月15日から始まる松岡茉優さん主演の連続ドラマ「最高の教師　1年後、私は生徒に■された」（日本テレビ系、土曜午後10時）。卒業式の日に突き落とされた高校教師が1年前にタイムスリップし、真相を突き止めるため「3年D組」の生徒と本気で向き合っていく……という学園サスペンスドラマ。

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　ここでは、松岡さん演じる九条里奈（くじょう・りな）を紹介する。

　◇卒業式の日に突き落とされる

　鳳来高校3年D組の担任。生徒に寄り添うことを諦めた化学教師。

　卒業式の日に、「担任生徒の誰か」に突き落とされ、そして時を遡る。目の前に見えるのは1年後、自分を殺害する「30人の容疑者」だった。覚悟を決め、命がけで生徒に向き合う。

　◇初回ストーリー

　鳳来高校3年D組の担任教師・九条里奈は、涙無しの卒業式を迎えていた。教師としてただただ適切な距離と、適切な判断を選ぶだけの1年を過ごして無事に終えたことに対しての安堵（あんど）感だけだった。ため息を漏らして職員室へ戻ろうとした時、九条は背中に強烈な衝撃を受ける。

　上階から落下する九条。慌てふためく中、視界に入ってきたのは、自分の背中を押したであろう生徒の誰かの手。その 手元には「D組　卒業おめでとう」と記された深紅のコサージュが。

　「私は生徒に殺された」と理解し、着地しかけた瞬間に目を開けると、3年D組の教壇の前。黒板の日付は「令和5年4月6日」。1年前の始業式の日で……。