目黒蓮&佐野勇斗:「トリリオンゲーム」で正反対の最強タッグに 「『大きな夢を口に出していい』と思える作品に」

連続ドラマ「トリリオンゲーム」の一場面(C)TBS
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連続ドラマ「トリリオンゲーム」の一場面(C)TBS

 人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんが主演を務め、俳優の佐野勇斗さんも出演する連続ドラマ「トリリオンゲーム」(TBS系、金曜午後10時)が、7月14日にスタートする。ドラマは、“世界一のワガママ男”のハル(目黒さん)と、“気弱なパソコンオタク”のガク(佐野さん)という正反対の2人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドルを稼いで、すべてを手に入れようと成り上がる物語。目黒さんと佐野さんに、互いの印象や意気込みを聞いた。

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 マンガ誌「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の稲垣理一郎さんが原作、池上遼一さんが作画を手がける同名マンガをドラマ化する。目黒さん扮するハルは、類まれなコミュニケーション能力を持ち、老若男女からモテる天性の人たらし。ハッタリばかりの楽天家に見えて、実は計算高く、悪いことにもブレーキが利かない危険な男だ。

 日本最大の老舗IT企業「ドラゴンバンク」から内定を得るが、内定式の最中に辞退し、「トリリオンゲーム」社を起業。「ドラゴンバンク」からの妨害を跳ね返し、1兆ドルを稼ぐ計画「トリリオンゲーム」を開始する……という役どころ。

 「とにかく物語が面白くて、今からこの世界に入れると思うとすごくうれしかったです」と喜びを語った目黒さん。ハルは、目黒さん本来の性格とは「正反対」というが、「だからこそ挑戦しがいがあると思う」と意気込みを語る。また、撮影が始まる前には、佐野さんのインスタライブを見たといい、「めっちゃ流ちょうにしゃべっていて(笑い)、すごく面白い方だろうなと思った」と印象を話す。

 一方、佐野さん演じるガクは、人とのコミュニケーションは苦手だが、優れたプログラミングスキルが武器のパソコンオタク。しかし、その能力や優しい人柄は就職活動においては評価されず、ずっと憧れていた「ドラゴンバンク」に不採用を言い渡される。そんなとき、中学時代の同級生・ハルと再会し、1兆ドルを稼ぐ夢へと挑戦することになる。

 「パブリックイメージで言うと、結構ハルに近いというか、軽く見られがち(笑い)」と自身について話した佐野さん。「でも、意外と人見知りのところがあるなど、ガクと同じだなと思うところがあって。うまく織り交ぜながら演じたい」と話す。

 また、「目黒さんの口癖が『ありがとうございます』で、ステキだなと思って」と目黒さんの印象を明かしながら、「自分が情けなくて、自分を見つめ直す機会をいただいています!(笑い)」とユーモアたっぷりに話す。

 ◇「芝居していて楽しいなと思う瞬間が」

 ハルとガクの関係性が大切で、軸になっていく、と話した目黒さん。撮影現場では、芝居に入っていきやすくするため、役柄に近いテンションでいることが多いというが、「今まで物静かな役が多かったので、現場でもそういうふうにいたことが多かった。今回は今までと違う役柄なので、佐野くんにもむちゃぶりをしてみたり(笑い)、本番でやりやすいようなコミュニケーションを取っていけたら」と話す。

 撮影中に思わず笑ってしまうシーンもあったという佐野さんは、「家で台本を読んでいるだけでは生まれない自分の表情もあって。二人のコンビネーションも合って、芝居していて楽しいなと思う瞬間がある」と告白。「目黒さんとなら、これからもそういう瞬間が作れそうなので、第1話の放送を期待してもらってもいいんじゃないかなと思う!」とアピールした。

 目黒さんも、視聴者に向けて、「“夢”みたいなものを言いづらい世の中だと思ったりしますが、『もっと夢を持っていいんだ』『大きな夢を口に出していいんだ』と思ってもらえるような作品にしていけたら。ぜひ楽しみに待っていてくれたらうれしいです!」と呼びかけた。

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