井上雄彦さんの名作バスケットボールマンガ「SLAM DUNK(スラムダンク)」の新作劇場版アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」のイベント「COURT SIDE in THEATER」が5月7日、ユナイテッドシネマ豊洲(東京都江東区)で開催され、湘北高校バスケットボール部の5人のメンバーを演じる仲村宗悟さん、笠間淳さん、神尾晋一郎さん、木村昴さん、三宅健太さんが登場した。湘北の5人を演じる声優陣がそろって同作のイベントに登場するのは初めて。仲村さんは「5人でこのステージに立つことができて、本当にうれしかった」と喜びを語った。同作は2022年12月3日の公開から5月7日で156日を迎えた。
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「スラムダンク」は、1993~96年にテレビアニメが放送されており、新作アニメでは湘北5人のキャストが一新されたことも話題になった。仲村さんが宮城リョータ、笠間さんが三井寿、神尾さんが流川楓、木村さんが桜木花道、三宅さんが赤木剛憲をそれぞれ演じた。イベント終盤では、仲村さんの「1、2、3」というかけ声に合わせ、5人全員が「勝~つ!」と叫び、作中の名シーンが再現された。
「スラムダンク」は、1990~96年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されたバスケットボールマンガ。赤い髪の不良少年・桜木花道がひょんなことから湘北高校バスケットボール部に入部。安西先生の下、主将の赤木剛憲や流川楓、宮城リョータ、三井寿、木暮公延らとともに全国制覇を目指す……というストーリー。コミックスのシリーズ累計発行部数は1億2000万部以上。テレビアニメが1993~96年に放送され、バスケットボールブームをけん引し、世界中で人気を集めている。
新作劇場版アニメは、原作者の井上さん自身が監督を務め、脚本を手がけた。2022年12月3日に公開され、公開から2日間で興行収入が約12億9000万円、観客動員数が約84万7000人を記録するなど好スタートを切り、公開67日で興行収入100億円の大台を突破した。
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