人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作となる第26弾「名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」(立川譲監督)が4月14日に公開され、公開初日に興行収入が8億5000万円を突破したことが分かった。観客動員数は58万人を突破した。昨年4月に公開され、同シリーズの劇場版の最高興行収入となる約97億円8000万円を記録した第25弾「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」と対比で約163%の記録となり、好スタートを切った。配給の東宝によると「シリーズ初の興収100億円を超え、さらなる高みも目指せる」という。
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4月15日、TOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)で開催された同作の公開記念舞台あいさつで発表された。
「黒鉄の魚影」は東京・八丈島近海にある世界の防犯カメラをつなぐための海洋施設・パシフィック・ブイを舞台に、黒ずくめの組織による女性エンジニアの誘拐事件が起きる。彼女が持っていた、ある情報を記すUSBが組織の手に渡り、灰原哀に黒い影が忍び寄ることになる。
「名探偵コナン」は、江戸川コナンが次々と起こる難事件を解決する姿を描いたマンガで、1994年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載をスタート。テレビアニメが1996年から放送されている。劇場版25作の累計興行収入は1000億円を突破している。
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