海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
4月12日にスタートする俳優の芳根京子さん主演の連続ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(日本テレビ系、水曜午後10時)。奥乃桜子さんの小説「それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~」(集英社)が原作で、知的財産という難問をめぐって起こるバトルをテーマにしたオフィスドラマだ。お人よしの新米社員と妥協ゼロのエリート上司という“水と油コンビ”が知的財産を巡って奮闘する姿を描く。ここでは、芳根さん演じる藤崎亜季を紹介する。
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亜季は、「月夜野ドリンク」の開発部員だったが、ある出来事をきっかけに知的財産に関わる業務につくことになる。
高校時代はソフトボール部に所属していたが、万年補欠の代打要員だった。期待されると気合が入るが、自己評価は意外と低く、自分の意見を主張するのが苦手。その分、人の優しさや弱さに気づき、情にもろい。
最初は知財の知識ゼロだったが、さまざまな問題に触れることで次第に成長していく。
月夜野ドリンク開発部の亜季は、真面目でお人よしな新米社員。ある日、社運をかけたプロジェクトとして開発が進められている新ドリンクのボトル、通称「キラキラボトル」のデザインが、ライバル企業「ハッピースマイルビバレッジ」に盗まれる事態が発生する。
ハッピースマイルでボトル開発を担当したのが亜季の大学の同級生だったため、亜季に情報流出の疑いがかけられる。開発部の高梨部長(常盤貴子さん)に問い詰められた亜季は、即座に否定するが、開発部の業務から外されてしまう。
トラブルを調査するため、親会社「上毛高分子化学工業」の知的財産部から、弁理士の北脇雅美(重岡大毅さん)がやってくる。弁理士とは“理系の弁護士”といわれる、知的財産権のプロフェッショナル。亜季は助けを求めるが、北脇は近寄りがたい厳しい人物で……と展開する。
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