2023年度後期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ブギウギ」で、ヒロイン・花田鈴子を演じる趣里さんが3月24日、NHK大阪放送局（大阪市中央区）のスタジオでクランクインしたことが分かった。趣里さんは「ついにクランクインしました！　いよいよ始まるんだなという緊張感とともに現場に入りましたが、はな湯のメンバーは楽しい方ばかり。皆さん本当に温かく迎え入れてくれて安心しましたし、家に帰って来たかのような、ほっとする笑顔が自然と湧き出てくる楽しめる現場です」と明かした。

あなたにオススメ

美少女殺し屋役から駆け上がった！　「ばけばけ」ヒロイン高石あかりに高まる期待

　「1年間、いつでも笑顔を忘れずに、支えてくださるすてきなキャスト・スタッフの皆さんと一緒に精いっぱい頑張っていきたいと思います」と気を引き締めていた。

　ドラマは3月14日にクランクインし、鈴子の幼少期の撮影を進め、現在は鈴子の父・花田梅吉（柳葉敏郎さん）、母・花田ツヤ（水川あさみさん）が営む銭湯・はな湯のシーンなどを撮影している。今後はスタジオでの撮影に加えて、舞台地・香川などでもロケを行う予定。

　「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子さん（1914～85年）が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾（はらん）万丈の物語だ。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。秋から放送開始を予定している。