海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
松本潤さん主演の2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)。2月12日放送の第6回「続・瀬名奪還作戦」では、女優の松本まりかさんが、くのいちの女大鼠(おんなおおねずみ)役で登場し、いきなりの活躍を見せた。
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女大鼠は、大鼠(千葉哲也さん)の娘で、父を継いで忍者集団を束ねる。体が柔らかいことを生かし、どんな場所にも忍び込み、町娘から遊女、武士までどんな人物も演じきる変装の達人。服部半蔵(山田孝之さん)とタッグを組み、たびたびドジを踏む彼を細やかにフォローする良きパートナーでもある。キャッチコピーは「くのいち七変化」だ。
第6回では、今川氏真(溝端淳平さん)は元康(松本さん)に対し「降伏しなければ瀬名(有村架純さん)たちを皆殺しにする」と通達する。元康は本多正信(松山ケンイチさん)から、「今川家重臣を生け捕りにし、瀬名たちと人質交換する」という秘策を提案され、正信にすべてを託すことに。
正信の命を受け、難攻不落の上ノ郷城に忍び込もうとする半蔵と服部党。ここで女大鼠が、妖艶な姿で敵の兵を引き寄せると、一瞬で命を奪い、突破口を開く。その後、半蔵と女大鼠は城内で、鵜殿長照(野間口徹さん)と対峙(たいじ)。人質として捕らえようとするも、正信が呼び寄せていた甲賀衆が横やりを入れたため、長照には目の前で命を絶たれてしまう。
それでも半蔵らは、何とか長照の二人の息子を生け捕りにすることに成功する。そして、元康は今川氏真に対して、瀬名たちとの人質交換を申し出る……。
前回の瀬名奪還に失敗し、壊滅状態となった服部党だが、その子や孫たちによって、見事復活。さらに作戦をやり遂げたことで、元康の“お抱え”となったが、女大鼠は最後、半蔵に歩み寄る服部党に対して“けつバット”で親愛の情を示した。
女大鼠役の松本さんは、2000年の「葵 徳川三代」で千姫の少女時代を演じて以来、23年ぶりの大河ドラマ。昨年6月の出演発表の際、「忍者バディーとなる山田孝之さんとはこの大河までの軌跡がいくつも重なりました。2000年に(NHKのドラマ)『六番目の小夜子』で共演し、同時期に撮影していたのが『葵 徳川三代』。互いに初大河でした。今回もまた家康が主人公の大河ドラマで、同じく23年ぶり2度目の大河ドラマでバディーを組む、奇縁を感じます」と語っていた。
SNSでも、「山田孝之と松本まりか、『葵 徳川三代』以来の大河ドラマ共演」「『葵 徳川三代』の千姫と家光様」「松本まりかちゃんと山田孝之氏といえば“六番目の小夜子”だね」「山田孝之と松本まりかの『六番目の小夜子』コンビが一緒に服部党やってるのは胸熱」といった声が上がり、盛り上がった。
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