日本舞踊家で女優の藤間爽子さんが、趣里さん主演の2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」に出演することが2月14日、明らかになった。藤間さんは2017年度前期の「ひよっこ」、2022年度前期の「ちむどんどん」に続く、3作目の朝ドラで、ヒロイン・花田鈴子(趣里さん)の一番の親友のタイ子を演じる。
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タイ子は大阪・福島の芸者の娘。鈴子とは同じ小学校に通い、転校してきた鈴子に最初に話しかけ、それ以来、一番の仲良し。「オーディションを受けたときからビビッと根拠もない自信があり『必ずこの作品に携わりたい!』と願っていたので、出演が決まったときは本当にうれしかったです」と明かす。
「タイ子は鈴子とは正反対で引っ込み思案な性格ですが、実はとても芯の通った強い女性。また、家庭環境が少し複雑という背景もあります。戦後を生き抜いてきた、たくましい女性たちの姿を、力強く描いていきたいです。どうぞ楽しみにしていてください」と話している。
ドラマの制作統括・福岡利武チーフプロデューサー(CP)は、「藤間爽子さんは、おとなしい中にある芯の強さを表現していただけると思いお声がけしました。芸者の娘の役として、日本舞踊のシーンにも期待しています」とコメントを寄せた。
「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子さん(1914~85年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語だ。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。
ドラマは春にクランクインし、秋から放送開始を予定している。
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