PICU:続編希望、続々と 最終回で“植野”安田顕、丘珠病院「残留」

ドラマ「PICU 小児集中治療室」最終回の一場面(C)フジテレビ
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ドラマ「PICU 小児集中治療室」最終回の一場面(C)フジテレビ

 俳優の吉沢亮さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「PICU 小児集中治療室」(月曜午後9時)の最終回が12月19日に放送された。同話では、ドクタージェットの運用と引き換えに、丘珠病院を去る決断をした植野(安田顕さん)の去就に注目が集まった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 北海道で大地震が発生。知事の鮫島(菊地凛子さん)は各市区町村に地域の病院と連携するよう通達を出した。PICU(小児集中治療室)では、トンネル崩壊に巻き込まれた小学生グループの患者を受け入れた。

 事故に巻き込まれた子供は37人。うち18人が軽傷、14人が重症、11歳の女の子・石川蛍ちゃんが亡くなった。死者は蛍ちゃんだけだったが、余震による2次災害で発見が遅れたという。PICUメンバーは、今後のために、蛍ちゃんを救う手立てはなかったのか再考。武四郎(吉沢さん)はドクタージェットの必要性を訴えた。

 ところが、植野は「丘珠空港にドクタージェットが常駐されることになると思います。最速でも来年度ですが。そして、ここのPICUの科長に、札幌共立大の野々村先生が就任されることになります。私はここを退職します」と打ち明ける。

 続けて「ドクタージェットを丘珠に常駐させるために道が国から言われてきた課題は、うちと近隣の病院の連携の悪さでした。人員を捻出するには、うちの病院だけじゃダメだ。近隣の病院の理解が必要で、札幌共立大の方にお願いするのが一番かと。そういうことです」と、事情を説明した。

 武四郎は黙っていなかった。「嫌です。先生、ここの仕事が最後の仕事だっておっしゃってましたよね? ここが最後の場所だって。問題がたくさんあるのに、また救えなかった命があったのに、くだらない事情で先生がいなくなるのはおかしいです。僕たちのPICUはまだまだこれからなんです。もう少し先生のもとでやらせてください。お願いします」と頭を下げ、説得した。

 すると、札幌共立大学病院・救急科科長の渡辺純(野間口徹さん)が突然訪れた。「うちから(丘珠病院へ)医者を出すのはやめました。ここだけじゃ不十分です。私たちは自分のPICUを作ります。丘珠空港は、冬に路面が凍結して使えない日があるでしょう。私たちは関連病院が千歳にある。新千歳空港の近くにPICUを作ってジェット運用に備えます」と、遠回しな表現で丘珠病院と協力体制を敷くことを告げ、立ち去っていった。

 SNSでは「植野先生が辞めなくて本当に良かった!」「植野先生も丘珠のPICUを去ることはなくなり、この瞬間、植野先生から溢れた笑みがうれしかった」「渡辺先生、丘珠病院までわざわざ植野先生にやめなくて良いですよと伝えにいらしたんですよね(笑い)」といったコメントが寄せられている。

 また「続編ありそうな気がするし続編あってほしい」「PICUいいドラマだったなー。続編あるかな。期待したい」「しこちゃん先生(武四郎)と植野先生たちとの続きが見たい」と映画化やスペシャルドラマの放送を希望する声も続出している。

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