鎌倉殿の13人:来年大河と異例コラボに視聴者驚き 松本潤“家康”登場に大反響 「憎い演出」「粋なバトンタッチ」

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」最終回に徳川家康役で登場した松本潤さん (C)NHK
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」最終回に徳川家康役で登場した松本潤さん (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)最終回(第48回)「報いの時」が12月18日に放送された。同回の冒頭では、来年の大河ドラマ「どうする家康」の主演である松本潤さんがシークレットゲストとしてサプライズ出演。「どうする家康」で演じる家康役での登場で、異例のコラボに視聴者から驚きの声が上がっている。

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 松本潤“家康”の登場シーンの舞台は1564年の三河。語りの長澤まさみさんが「『吾妻鏡』は、鎌倉幕府による公式の歴史書である。源頼朝が挙兵してからのできごとが詳細に記されている」「熱心に『吾妻鏡』を読んでいるこの男は、のちの征夷大将軍、徳川家康。彼もまた、坂東に幕府を開くことになる。家康は『吾妻鏡』の愛読者であった」とナレーションで説明され、家康が「いよいよ承久の乱が始まるか…どきどきしてきた。一回落ち着こう」と口にするも、手に取った茶腕の中身をぶちまけてしまい、「どうしよう……」と困る様子が描かれた。

 SNSでは「えーーーーー」「そうくる?」「このパターン、初?」「マジか! 開幕松潤家康!」「えー何この演出! 鳥肌!」「番組を間違えたかと思った」などと視聴者は反応。「オープニングでいきなり度肝を抜かれた」「憎い演出してくれる!」「粋なバトンタッチ」といった声も上がり、ツイッターでは「徳川家康」がトレンド入りと大きな反響を呼んでいる。

 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。

 「どうする家康」は一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語で、ドラマ「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などの古沢良太さんが脚本を担当。新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く、スピード感あふれる波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント作となる。

 2023年1月8日スタートで、初回は15分拡大版。

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