田中真弓:「ONE PIECE」連載25年で「ここまで続くとは」

「ONE PIECE FILM RED」の初日舞台あいさつに登場した田中真弓さん
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「ONE PIECE FILM RED」の初日舞台あいさつに登場した田中真弓さん

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)の初日舞台あいさつが8月6日、丸の内TOEI(東京都中央区)で開催され、主人公ルフィ役の田中真弓さんが登場した。テレビアニメがスタートした1999年から約23年にわたってルフィを演じている田中さんは「(原作の連載が始まった)25年前、ここまで続くと誰が思ったでしょうか……」と語った。

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 「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年・ルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まり、2021年1月には1000話に到達。今年7月で連載25周年を迎え、全世界のコミックスの累計発行部数は5億1000万部以上を誇る。テレビアニメが1999年10月にスタートし、2021年11月には1000話に到達した。

 「ONE PIECE」は、大人気作となったが、田中さんは「清水さん(東映アニメーションの初代プロデューサーの清水慎治さん)とも時々話すけど、尾田っち(尾田さん)も思っていなかったのではないでしょうか? ずっと人気があると言われるけど、危ない時もあったんですよ」と明かし、「本当にありがとうございます!」とファンに感謝した。

 原作は連載25年で最終章に突入したが、田中さんは「まだまだ続いていく。終わるわけがない!」と思いを語った。

 舞台あいさつには、シャンクス役の声優の池田秀一さん、ウタ役の名塚佳織さん、谷口監督も登壇した。

 劇場版では、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。

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