カムカムエヴリバディ:五十嵐、突然寝る理由が明らかに 視聴者から「練習熱心」と安堵の声

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で五十嵐文四郎を演じる本郷奏多さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で五十嵐文四郎を演じる本郷奏多さん (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第78回が2月21日に放送。五十嵐(本郷奏多さん)が突然寝てしまう理由が明らかになり、視聴者を安堵(あんど)させた。

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 第78回では、条映太秦映画村でアルバイトをしていたひなた(川栄さん)は、「破天荒将軍」の撮影現場で女優の美咲すみれ(安達祐実さん)の機嫌を損ねてしまう。大部屋俳優の五十嵐がひなたを止めようとして、さらに大きなトラブルを引き起こし、撮影は中断。しかし、そんな2人の時代劇愛に心を動かされたすみれは、新たな気持ちで芝居に向かう……という展開だった。

 これまで五十嵐は、道ばたや休憩所など、場所を構わず寝てしまう描写があり、「何かの病気か? 伏線か?」とSNSで考察が広がっていた。第78回では「破天荒将軍」の撮影現場を見学したひなたが、死体役を務めていた五十嵐を見て、このための練習をしていたと理解した。

 終盤、五十嵐が回転焼きを買いに、「大月」へやってくる。「稽古(けいこ)やったんや。ただ寝転がってたんやなくて。ごめん、何も知らんと」と謝るひなたに、五十嵐が「今日の仕事はまだマシな方だ、スタジオだからな。この時期に、外でつじ斬り死体の役、やらされてみろ。地獄だぞ、汗かくなって怒鳴られるんだから」と苦労を明かす。

 続けて「最悪なのは真冬の土左衛門役だ。本当にこのまま死んでしまった方がマシだと思った」と告白。「真冬の土左衛門になった日、ここの回転焼きを食べた。目の前で、おばさんが熱々を焼いてくれた。あったかくて、甘いあんこの味が広がって、生き返った気がした。もう少し頑張ろうと思った」と、大月の回転焼きを好きになった理由を語った。

 死体役の練習のため、五十嵐が突然寝ていたことが分かり、SNSでは「五十嵐さんが急に寝る癖、あれは病気でもなく癖でもなく死体役の練習だったのね」「五十嵐が病気とかじゃなくてよかった」「やはり寝ているのは死体のイメトレだった五十嵐くん」「練習熱心だな五十嵐」といったコメントが寄せられた。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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