有村架純:ビンタシーンは「気持ちを込めて“本気”で」 受けた森田剛は「重かった」

映画「前科者」の舞台あいさつに登壇した有村架純さん
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映画「前科者」の舞台あいさつに登壇した有村架純さん

 女優の有村架純さんが1月29日、東京都内で行われた主演映画「前科者」の公開記念舞台あいさつに、共演の森田剛さんらと登場した。クライマックスで有村さん演じる保護司の阿川佳代が、森田さん演じる保護観察対象者の工藤誠に平手打ちするシーンについて、有村さんは「あふれてくる感情があり、ビンタ(平手打ち)をしたときの感情をあまり覚えていない。森田さんに対してビンタをするという任務のことしか考えられなかった(笑い)」と告白。そして「もうとにかく気持ちを込めてやらないと、ただ痛いだけになってしまう。とにかく『本気でやるぞ』と心に誓ってその日を迎えました」と撮影時の心境を語っていた。

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 有村さんのビンタを実際に受けた森田さんは、「ものすごいものを持っていましたね。重いやつでした」とちゃめっ気たっぷりに話して笑いを誘い「台本を読んだときに『このシーンをやりたい』と思った。ここで有村さん(演じる佳代)に言われた言葉が、(自身が演じた)工藤にとってすべてというか。救われる瞬間であり、もう一回生きてみようと思える大事なシーンでした」と思い入れの強いシーンであると話していた。

 マンガ誌「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の同名マンガが原作。映画は、罪を犯した前科者の更生、社会復帰を目指し奮闘する保護司を描く。WOWOWで「WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代-」と題し、映画よりも前の年代を舞台にしたドラマも放送・配信されている。

 舞台あいさつには、磯村勇斗さん、若葉竜也さん、岸善幸監督も出席した。

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