青天を衝け:“初大河”福士誠治が井上馨役で登場 栄一とのコンビは「雷親父と避雷針」

NHK大河ドラマ「青天を衝け」で井上聞多(馨)を演じる福士誠治さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」で井上聞多(馨)を演じる福士誠治さん (C)NHK

 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第17回「篤太夫、涙の帰京」が6月6日に放送される。同回では、福士誠治さんが、長州藩士・井上聞多(馨)役で登場する。

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 福士さんは大河ドラマ初出演。演じる井上聞多(馨)は、伊藤俊輔(博文、山崎育三郎さん)らと渡英後、尊攘(じょうい)派から開国派に。下関戦争で長州が敗戦すると英国公使との調停にあたる。維新後は大蔵省に入り、栄一(吉沢さん)がその右腕となる。気性の荒い井上と栄一のコンビは「雷親父と避雷針」と呼ばれた。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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