俳優の阿部寛さん主演の連続ドラマ「ドラゴン桜」(TBS系、日曜午後9時)第6話が5月30日に放送された。同話では志田彩良さん演じる小杉麻里が、とある出来事をきっかけに暴力を振るうようになってしまった父親のことを変わらずに思う様子が描かれ、「麻里ちゃん良い子すぎる」「純粋な優しさに泣けた」と感動する視聴者が相次いだ。
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今作は、2005年に同局の金曜ドラマ(金曜午後10時)枠で放送され、社会的ブームとなった学園ドラマの続編。元暴走族で弁護士の桜木建二(阿部さん)が、経営破綻寸前、偏差値32の龍海学園の再建を目指すべく、東大合格者輩出に挑む様を描く。
第6話では、東大専科の合宿に参加していることを知った麻里の両親が、「明日、麻里を退学させる」と学校に乗り込んでくる。麻里はどこかで進学したいと思っていたが、父親からは大学に行くことを抑圧されており、反抗すると暴力をふるわれていたのだった。
翌日、宣言通り、両親は麻里を連れて退学の手続きにやって来る。父親の暴力に気づいた学園側は麻里を守るために策を講じようとするが、麻里からは父親が変わってしまったのは祖父の会社が倒産して苦労したせいだと告げられ、「私が我慢すればそれでいい」「こんなお父さんだけど私にとっては世界でたった一人のお父さんだから、警察に言わないでください」と止められていた……という展開だった。
その後、桜木の説得や東大専科の仲間たちの協力により、麻里は退学を免れ、専科に加入できることとなった。いつも行動を共にし、麻里のことを気にかけていた原健太(細田佳央太さん)に「麻里ちゃんも東大行く?」と聞かれ、麻里が「みんなと目指したい」と思いを口にする場面では、「麻里ちゃんと健太くんすてきな関係」「けんまりーー泣く」と反響が上がった。
また、麻里の事情を知った藤井遼(鈴鹿央士さん)が、自身も家庭内で悩みを抱えていたことを告白。そんな藤井に麻里は「まあ人それぞれ楽に生きてる人なんていないんじゃない?」と投げかけるシーンも描かれ、「麻里ちゃんの言葉響いた」「この言葉に救われたのは藤井くんだけじゃないはず」と注目を集めた。
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