鎌倉殿の13人:阿南健治が土肥実平役語る 起用多数の三谷幸喜には「感謝です」

2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で土肥実平を演じる阿南健治さん
1 / 1
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で土肥実平を演じる阿南健治さん

 三谷幸喜さんが脚本を手掛け、小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」で土肥実平を演じることが決まった阿南健治さんがコメントを発表。土肥実平として「旧友の時政の息子・義時へも気にかけて、みんな仲良く仲良くと陰ながら見守って助言もしたりして、そんな土肥実平を大いにいろいろと熱く楽しみたいと思います」と語った。

あなたにオススメ

 また「土肥実平は、質実剛健で奢侈(しゃし)を好まず、謹厳な暮らしで(源)頼朝から称賛されて、実直に熱く仕えたが、義経との関係で失脚もする。戦では先頭に立ちたがり、いろいろと世話好きで面倒見が良くさまざまな仲裁にも入り、『みんな仲良くしようよ』が口ぐせでの、強い思いの人間である」と役どころへの印象を告白。

 2004年に放送された「新選組!」、2016年に放送された「真田丸」の両大河ドラマに加え、数々の三谷幸喜作品に起用されてきたが、「何度もいろいろな作品に出させてもらっていて、いつも有り難く思い、そして思うことは、いつも面白い楽しきコメディーの世界であり、それが難しく、笑わそうとしてはいけないと登場人物の人間を深く存在させれば自ずと面白くなると言うことが大事だと思い、喜劇は難しいから楽しいと、いつも思わされています。感謝です」と思いを一気に語った。

 「鎌倉殿の13人」は、「新選組!」、「真田丸」に続き3度目の大河ドラマとなる三谷さんが贈る予測不能のエンターテインメント作。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く。

テレビ 最新記事