菅野美穂:ハリウッド実写吹き替えに初挑戦も弱気 「声での演技は苦手で…」

映画「ジェミニマン」の公開アフレコイベントに登場した菅野美穂さん
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映画「ジェミニマン」の公開アフレコイベントに登場した菅野美穂さん

 女優の菅野美穂さんが9月26日、東京都内で行われたウィル・スミスさん主演の映画「ジェミニマン」(アン・リー監督、10月25日公開)の公開アフレコイベントに登場。今作でハリウッド実写映画の日本語吹き替えに初挑戦した菅野さんは「声での演技は苦手で……」と苦笑いで明かし、「人が演技しているものに合わせるといいますか、英語の方ってしゃべっている声がちょっと低かったりするので、普段の自分の声よりは低めのトーンの声を意識した。あとは監督のアドバイスを追いかけるという感じでした」とアフレコを振り返った。

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 引退を決意した伝説のスナイパーであるヘンリーが正体不明の暗殺者に狙われ、その正体が若き日の自分のクローンと知ったことで巻き込まれる騒動を描く今作は、現代のスミスさんと最新技術により実現した“23歳のウィル・スミス”の共演が話題を集めている。

 “2人のウィル・スミス”と“共演”した菅野さんは「すごい時代になった。ウィルとウィルに挟まれて演技したというか、ウィル対スミスみたいな感じ(笑い)。新しい映画の体験だと思った」と感心し、「アクションもすごいです。本当にたまげますよ!」と興奮気味にアピールしていた。

 イベントには、ヘンリーの声を担当する江原正士さん、クローンの声を担当する山寺宏一さんも出席。2人に挟まれた菅野さんは「レジェンドサンドイッチですごく感動しています。ありがとうございます」と笑顔。さらにサプライズでスミスさんからメッセージ映像が流れると、「映画の役とは全然違うオーラで俳優さんとして素晴らしいなと思います。ずっと前から活躍なさっているのもすごいのに、この映画でも新しいウィルを見せていて、すごい! ミホと呼んでもらえてすごくうれしかった」と大喜びしていた。

 映画は、引退を決意した伝説のスナイパーのヘンリーが何者かの襲撃を受け、自身の監視役だった潜入捜査官のメアリー演じるダニーと共に行動するうちに、襲撃者の正体がヘンリー自身のクローンである事実を突き止め、2人はクローンを作る謎の秘密機関「ジェミニ」の陰謀に巻き込まれていく……というストーリー。菅野さんはダニーの声を担当する。

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