女優の吉岡里帆さんが9月20日、東京都内で行われた主演映画「見えない目撃者」(森淳一監督)の初日舞台あいさつに登場。「満席になっている会場を見て、うれしくて目頭に来るものがある」と感無量の面持ちを見せ、「全員がむき出しになって、振り絞るようにこの作品に携わったと自信を持ってお伝えできる」と完成作に胸を張った。
あなたにオススメ
「鬼滅の刃」 注目の“名もなき”キャラ 豪華声優キャスティングの謎
目の見えない元警察官の女性が、猟奇殺人犯に立ち向かう姿を描く今作。濃密なスリルを攻めた描写と共に映し出していることから、R15指定作品となり、吉岡さんは「今の時代、テレビだと放送できないだろうなと思いますし、だからこそ、映画館に来ていただいた皆さんに『映画館に来てよかった』と思ってもらえる、パワーのある映画になった」と力強くアピール。アクションシーンのために「そんなに筋肉がなかったので、筋肉をつけた方がいいなと思って、ジムにも行きました」と体づくりに励んだことも明かしていた。
舞台あいさつには、高杉真宙さん、浅香航大さん、田口トモロヲさん、森監督も出席。司会から「この映画で“攻めたな”と思うことはある?」と聞かれると、高杉さんは「この映画に挑戦できたこと」と告白し、「脚本を読ませていただいたときから、攻めた作品だなと思っていた。完成作を見て、改めて『こんなふうにできたんだ』と攻め加減にびっくりした」とコメント。浅香さんも「最後の20分は、かなり攻めているなと感じた。無音のシーンが続くんですが、せき一つできないくらい、緊迫感がずっと続く。内容を知っていながら見ても、終わったときにTシャツが汗でぬれているくらいの、攻めの映画」と驚きと共に語っていた。
「見えない目撃者」は、韓国映画「BLIND(ブラインド)」(2011年)を、日本の文化や時代性を生かして大胆に脚色した作品。事故で視力と弟を失った元警察官のなつめ(吉岡さん)が、たまたま遭遇した車の接触事故から大きな事件を察知。現場に居合わせた高校生・春馬(高杉さん)と共に事件を調べる中で、女子高生を狙った猟奇殺人鬼の存在が浮かび上がる……というストーリー。
松下奈緒さん主演の連続ドラマ「スカイキャッスル」(テレビ朝日系、木曜午後9時)が次週、9月26日の放送で最終回を迎える。19日放送の第8話では、メインキャラクターの山田未久(田牧…
ドラマからドキュメンタリー、バラエティー、アニメまで、さまざまなジャンルのテレビ番組を放送前に確認した記者がレビューをつづる「テレビ試写室」。今回は9月21日午後9時から放送の大…
モデルで俳優の高橋ひかる主演の連続ドラマ「顔に泥を塗る」(テレビ朝日系、土曜午後11時半)が9月21日に最終回(第9話)を迎える。30分拡大スペシャルで、午後11時半~深夜0時半…
2005年のレギュラー放送終了から約19年ぶりに一夜限りで復活する「内村プロデュース」(テレビ朝日系)の特別上映会が9月20日に全国で行われ、池袋HUMAXシネマズ(東京都豊島区…
2005年のレギュラー放送終了から約19年ぶりに一夜限りで復活する「内村プロデュース」(テレビ朝日系)の特別上映会が9月20日に全国の映画館で行われ、池袋HUMAXシネマズ(東京…