橋幸夫:「ノーサイド・ゲーム」で“悪役”初挑戦 ラグビー界のラスボスに! “御三家”西郷輝彦との共演は…?

連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演する橋幸夫さん(左)と主演の大泉洋さん (C)TBS
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連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演する橋幸夫さん(左)と主演の大泉洋さん (C)TBS

 歌手の橋幸夫さんが、俳優の大泉洋さん主演の連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS系、日曜午後9時)に第6話(8月18日放送)から出演することが8月17日、分かった。橋さんが同局の連続ドラマにレギュラー出演するのは「水戸黄門」第30部(2002年)以来約17年ぶり。今作では、自身初の悪役に挑戦するという。

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 ドラマで君嶋(大泉さん)が直面する大きな壁の一つがラグビー界の閉塞(へいそく)的な体質で、橋さんは、日本のラグビー界を束ねる日本蹴球協会に会長として君臨し、その閉塞的な状況を作っている張本人・富永重信を演じる。

 富永は、ラグビーがアマチュアであることを神聖視し、収益性を求めることを悪とする考えの持ち主で、「アストロズ」を実力とともに経営的な面から立て直している君嶋とは対極にいる。君嶋にとって富永はラグビー界の“ラスボス”で、劇中では、巨大な壁として君嶋の前に立ちふさがることになる。

 ドラマには西郷輝彦さんがトキワ自動車社長・島本博役で出演しており、“御三家”の共演も期待される。

 ドラマは、「半沢直樹シリーズ」「陸王」「下町ロケット」などで知られる人気作家・池井戸潤さんの新作同名小説(ダイヤモンド社)が原作。大手自動車メーカー・トキワ自動車で働いていたが工場に左遷され、低迷中のラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネジャーを兼務することになった君嶋が自身とチームの再起に挑む姿を描いている。

 ◇橋幸夫さんのコメント

 これまではテレビの前で拝見していました。なかなかよくできているといいますか、脚本が素晴らしいです。僕はラグビーという競技をあまり知らなかったんですが、このドラマがきっかけで面白いものだと知りました。

 主演の大泉洋さんは、出演されているドラマや映画をいくつか見たことがありますが人間性を感じる演技をされていますね。どんな役でも素晴らしく演じていらっしゃると思います。

 僕が演じる富永は大泉さん演じる君嶋とは考え方が真っ向から違う人物です。年齢的にも昔の考え方を持った人物がプラチナリーグのトップに立っている。悪役とまではいきませんが、「ニヒルでいいから“方針が違う”ということを上から目線でやってほしい」と監督からリクエストされました。できているかどうかはドラマをご覧になって確認してください(笑い)。富永のような嫌われそうな役を演じるのは初めてですが、楽しめそうです。

 西郷さんが出演しているシーンも拝見しましたが、いい社長さんを演じていますよね。彼の体のことを案じていたんですが、元気そうで安心しました。もっともっと元気になって大社長を演じてください! 彼とは御三家時代からの仲間ですから、同じシーンで共演できたらこれまで積み上げてきた関係性が画面からにじみ出て面白いと思います。そんなシーンがあるといいですね(笑い)。

 このドラマには、一度見たら「また見たい!」と思わせるものがあります。私もそうですし、視聴者の皆さんもそうだと思います。きっとどんどん引き込まれますよ! 楽しみにしていてください!!

 ◇西郷輝彦さんのコメント

 日本蹴球協会長とトキワ自動車社長。共演シーンがあるか微妙ですが、ロケ先でぱったりなんてことはありそうですね。ようこそアストロズワールドへ!

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