人気アニメ「ガンダム」シリーズの放送40周年を記念したフルオーケストラによるコンサート「劇場版『機動戦士ガンダム』シネマ・コンサート」が8月16日、東京都内で開催され、同シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督が登場した。コンサートでは、劇場版第1作の「機動戦士ガンダム」を上映しながら、劇中音楽を東京フィルハーモニー交響楽団が生演奏するもので、富野監督は「40年前の作品を流されて、たまったもんじゃないですよ。40年のギャップがあるんだから。あんまり気持ちよくはないんだけど、40年前の作品で、こういうことができる富野の実力ってすごいなと感動しております」とジョーク交じりの“富野節”で喜んだ。
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コンサートでは、シリーズ第1作目の劇場版「機動戦士ガンダム」の劇中音楽を東京フィルハーモニー交響楽団が生演奏。劇中のセリフや効果音はそのままに、音楽パートを上映に合わせて演奏した。シネマ・コンサートの開催はシリーズ史上初となる。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」で音楽を担当した服部隆之さんが同イベントのために劇中楽曲を再編曲し、指揮も務めた。
富野監督は、コンサート前に登場し、劇場版「機動戦士ガンダム」について「40年前、巨大ロボットが出ていても映画になるんだぞということを信じて、こういうだまし絵的な映画、つぎはぎ映画を作ったんです。まさに、あの当時の皆さん方の応援があったおかげで、40年たっても、こういう形で、こういうことができるということをとてもうれしく思っております」と話した。
コンサート後には、富野監督はサプライズゲストの森口博子さんと共にトークショーに再登場。今回のコンサートについて「今は、アニメの映画化が当たり前になってきた。それは、あなた方がアニメの隆盛を引っ張って、リーダーになったから。こういうイベントができて、心からお礼申し上げます」とファンに感謝を伝えた。また、客席を見渡して、「若い人がいないかもしれない」と笑顔を見せ、「ここにいる方は、アニメファンとして魅力を伝えてくれた方。悔しいけどそういう年代。現代の状況まで育てて、先導者になってくれた方。(アニメの作り手が)一人だけ頑張ったって、どうにもならない。ありがとうございます」と思いを語った。
最後に、富野監督は「僕からは、ありがとうございますという言葉しかありません。元気で死ねるようになるまで仕事をしていくつもりです」と語っていた。
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