明日のなつぞら:4月11日 第10回 なつ、泰樹のバター作りの夢を知る 富士子や夕見子はいい顔をせず…

NHK連続テレビ小説「なつぞら」第10回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「なつぞら」第10回の一場面(C)NHK

 広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第2週「なつよ、夢の扉を開け」を放送。4月11日の第10回では、再び柴田家の子として暮らし始めたなつ(粟野咲莉ちゃん)が、泰樹(草刈正雄さん)が抱き続けてきたバター作りの夢を知る。翌日、泰樹はなつや剛男(藤木直人さん)の前で、バターを作ることを宣言するが、富士子(松嶋菜々子さん)や夕見子(荒川梨杏ちゃん)はあまりいい顔をせず……。

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 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 第1週「なつよ、ここが十勝だ」は、昭和21(1946)年初夏、なつが9歳の時、亡き父の戦友・柴田剛男に引き取られて十勝にやってくる。富士子は、我が子としてなつを受け入れようとするが、富士子の父で頑固者の泰樹は、働き手にもならないとなつに冷たく当たる。子供ながらにここで生きると覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳搾りを必死に手伝い、次第に泰樹の心を解かしていき……という展開だった。

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