俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第31回「龍馬との約束」が19日に放送され、瑛太さん演じる大久保一蔵が、鈴木さん扮(ふん)する主人公・西郷吉之助を「しかたがなか。天が味方せんときは、おいが味方してやる」と励ます姿に、視聴者からは「さすが正妻」「安定の正妻」「一蔵どんの本妻感」「一蔵どんが本妻説、決定」などの声が上がった。
ウナギノボリ
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第31回「龍馬との約束」は、土佐を脱藩し、海軍操練所も廃止され、帰る場所のない龍馬(小栗旬さん)を薩摩に連れ帰った吉之助(鈴木さん)は、国父・島津久光(青木崇高さん)と龍馬を引き合わせる。既に幕府を見限り、長州は朝敵ではなく倒幕のため共闘すべき相手だと考え始めていた吉之助に、龍馬は自分なら犬猿の仲の両藩の手を結ばせることができると告げると早速、長州の桂小五郎(玉山鉄二さん)に接触する……。
物語の終盤、桂と龍馬が待つ下関に向かわず、京へと上ったことから結果的に約束を破ってしまった吉之助。再会した龍馬から「おまんは信用も義理も人情も、何もかも失うたぜよ」と三行半を突きつけられ、涙目で打ちひしがれていると、一蔵は「しかたがなか。天が味方せんときは、おいが味方してやる」と優しく励まし、渾身の「チェストーッ!」で元気づけるという展開。
吉之助をけなげに支え続ける姿から、以前からファンに「正妻」や「本妻」などと呼ばれ、親しまれてきた一蔵。SNS上では「一蔵どんの本妻感が出た回だった」「一蔵の絶対的な本妻ぶり」「やっぱり吉之助の正妻は一蔵どん」「一蔵さん、やっぱり正妻だわ」などの意見が並んだ。
「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。
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