今週シネマ:30、31日公開の映画 「honey」「ペンタゴン・ペーパーズ」「ヴァレリアン」「レッド・スパロー」…話題作が続々

映画「honey」の一場面 (C)目黒あむ/集英社 (C)2018「honey」製作委員会
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映画「honey」の一場面 (C)目黒あむ/集英社 (C)2018「honey」製作委員会

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。31日には、目黒あむさんのマンガを5月にデビューするジャニーズ事務所の新グループ「King & Prince」の平野紫耀(しょう)さん主演で実写化した「honey」(神徳幸治監督)が公開される。30日には、メリル・ストリープさんとトム・ハンクスさんが初共演した「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」(スティーブン・スピルバーグ監督)、映画「レオン」(1994年)や「フィフス・エレメント」(97年)などで知られるリュック・ベッソン監督の最新SF映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」、米アカデミー賞女優ジェニファー・ローレンスさん主演の「レッド・スパロー」(フランシス・ローレンス監督)が公開された。

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 「honey」は、見かけは不良少年だが優しい男子高校生、鬼瀬大雅(平野さん)とビビリな女子高生・小暮奈緒(平祐奈さん)のラブストーリー。真っ赤に染めた髪で眼光鋭い少年と、一見フワッとして見える少女。見た目とは異なる2人の繊細な内面や、初恋のドキドキと葛藤がこまやかに描写されている。

 「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」は、今年度の第90回米アカデミー賞作品賞と、ストリープさんが主演女優賞にノミネートされた話題作。米主要新聞社ワシントン・ポスト初の女性社主となったキャサリン・グラハム(ストリープさん)が流出したベトナム戦争に関する機密文書を公表するか否かの決断を迫られる姿をスリリングに描いている。ハンクスさんは、ワシントン・ポストの編集主幹のベン・ブラッドリーを演じている。

 「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」は、フランスのマンガ「ヴァレリアン」を実写化。はるか未来の宇宙を舞台に、平和を守るべく銀河をパトロールするエージェントたちが、宇宙の存亡に関わる陰謀に立ち向かっていく姿を描く。宇宙人の踊り子・バブル役で出演している米人気歌手リアーナさんのダンス七変化シーンにも注目だ。腕利きのエージェントであるヴァレリアン役でデイン・デハーンさん、ローレリーヌ役でカーラ・デルビーニュさんが出演。日本語吹き替え版では、バブル役の声優をお笑いタレントのゆりやんレトリィバァさん、ヴァレリアン役を日野聡さん、ローレリーヌ役を沢城みゆきさんが務めている。

 「レッド・スパロー」は、33年間、CIAで工作員として活動したジェイソン・マシューズさんによる小説が原作。けがによってバレリーナの道を断たれ、スパイ(スパロー)に転身したヒロインをローレンスさんが演じている。甘いわなを仕掛ける女スパイ、ローレンスさんの体当たりの演技に注目だ。

 そのほか30日には、辻一弘さんが今年度の第90回米アカデミー賞でメークアップ・ヘアスタイリング賞を受賞し話題となった「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(ジョー・ライト監督)が公開された。同作でウィンストン・チャーチルを演じたゲイリー・オールドマンさんは、第90回米アカデミー賞主演男優賞を初受賞した。

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