第16回TAMA映画賞:最優秀作品賞に「夜明けのすべて」「ぼくのお日さま」 特別賞は「ぼくが生きてる、ふたつの世界」「ルックバック」

昨年の「第15回TAMA映画賞」の様子
1 / 1
昨年の「第15回TAMA映画賞」の様子

 国内映画賞のトップバッターとして知られる「第16回TAMA映画賞」(主催:TAMA映画フォーラム実行委員会)の受賞作品と受賞者が10月3日発表され、最優秀作品賞は「夜明けのすべて」(三宅唱監督)、「ぼくのお日さま」(奥山大史監督)が受賞した。

あなたにオススメ

 特別賞は「ぼくが生きてる、ふたつの世界」(呉美保監督)、「ルックバック」(押山清高監督)が受賞した。

 最優秀男優賞は藤竜也さん(『大いなる不在』)、吉沢亮さん(『ぼくが生きてる、ふたつの世界』『キングダム大将軍の帰還』『かぞく』)、最優秀女優賞は、上白石萌音さん(『夜明けのすべて』)、河合優実さん(『ナミビアの砂漠』『あんのこと』『ルックバック』『四月になれば彼女は』)が受賞した。

 最優秀新進監督賞は「大いなる不在」の近浦啓監督と、「ナミビアの砂漠」の山中瑶子監督が受賞。最優秀新進男優賞には松村北斗さん(『夜明けのすべて』『ディア・ファミリー』『キリエのうた』)、齋藤潤さん(『カラオケ行こ!』『瞼の転校生』『からかい上手の高木さん』『正欲』)、最優秀新進女優賞は森田想さん(『辰巳』『朽ちないサクラ』『サユリ』『NN4444』『愚鈍の微笑み』『正欲』)、早瀬憩さん(『違国日記』『あのコはだぁれ?』)が輝いた。

 授賞式は11月30日にパルテノン多摩大ホール(東京都多摩市)で行われる。

 ◇受賞作品・受賞者は以下の通り(敬称略)

 ・最優秀作品賞(本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し表彰)

「夜明けのすべて」三宅唱監督 及びスタッフ・キャスト一同
「ぼくのお日さま」奥山大史監督 及びスタッフ・キャスト一同

 ・特別賞(映画ファンを魅了した事象に対し表彰)

呉美保監督及びスタッフ・キャスト一同(『ぼくが生きてる、ふたつの世界』)
押山清高監督及びスタッフ・キャスト一同(『ルックバック』

 ・最優秀男優賞1(本年度最も心に残った男優を表彰)

藤竜也(『大いなる不在』)
吉沢亮(『ぼくが生きてる、ふたつの世界』『キングダム大将軍の帰還』『かぞく』)

 ・最優秀女優賞1(本年度最も心に残った女優を表彰)

上白石萌音(『夜明けのすべて』)
河合優実(『ナミビアの砂漠』『あんのこと』『ルックバック』『四月になれば彼女は』)

 ・最優秀新進監督賞(本年度最も飛躍した監督、もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰)

近浦啓監督(『大いなる不在』)
山中瑶子監督(『ナミビアの砂漠』)

 ・最優秀新進男優賞(本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰)

松村北斗(『夜明けのすべて』『ディア・ファミリー』『キリエのうた』)
齋藤潤(『カラオケ行こ!』『瞼の転校生』『からかい上手の高木さん』『正欲』)

 ・最優秀新進女優賞(本年度最も飛躍した女優、もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰)

 森田想(『辰巳』『朽ちないサクラ』『サユリ』『NN4444』『愚鈍の微笑み』『正欲』)
 早瀬憩(『違国日記』『あのコはだぁれ?』)


映画 最新記事